災害が繰り返し起こりやすい場所・地形があるので注意 | 【らくーん別邸】蓬莱山チャンネル~1カ月で体調がグイグイ回復

災害が繰り返し起こりやすい場所・地形があるので注意

 

日本の災害の歴史を振り返るとわかる

日本における災害を

大きく3つに分類すると

1.火山

2.地震津波

3.台風大雨洪水

に分けられます。

 

予知が難しい順に

もう少し細かく並べると

次のようになるでしょうか。

 

地震

火山

津波

大雨

台風

 

災害の中で、台風や津波は

比較的こっちにくるという進路が

数日前からある程度予測可能ですので

事前に避難したり、出来る限りの

守りを固めることは可能です。

 

例えば、

1498年に明応東海地震が発生し

三重県鳥羽市国崎町の人も

20m以上の津波で大きな被害を受けましたが

その後、国崎町人は

集団で高台へ移転移住しました。

 

その356年後に安政東海地震が発生し

同じような22.5mの津波が国崎町を襲いました。

しかしその時の犠牲者はわずか6名にとどまり

被害は最小限にとどめることができました。

 

台風

大きな災害の歴史を見ていくと

周期は異なるが、同じ場所で

繰り返し発生しています。

 

これには地形の影響が

大いに関係している。

 

三陸では津波の被害が繰り返され

低地では水害が繰り返し発生しています。

川の近くでは氾濫が発生しています。

山の沢付近を背にした場所では土石流が発生しています。

旧河川や地盤の弱い埋め立て地は陥没が発生しています。

 

大きな災害後、その都度もちろん

防波堤をより高くしたり、

盛土をしたり、建物の基礎を高くしたり、

川底をほったり、川の流れを変えたり

 

改善策や防御策は講じられてはいますが

現代の科学技術をもってしても

被災を完全に免れることは難しいです。

 

霧

もともと日本は自然と距離が近く

その豊富な自然とともに

生活し生きてきました。

 

自然が身近ということは

自然災害とも表裏一体であることを

忘れてはいけません。

 

 

究極の災害対策としては、

繰り返し災害が起こる場所を

居住禁止区域に指定して

少しでも安全な場所へ移動移住すること。

 

それができない場合は、

借地権のように住居としての利用期間に

制限をつける等の措置も必要かも知れません。

 

対症療法としては、

危機迫りくるとわかったら

あらかじめ設定したシェルター・避難場所へ

非難するのです。

 

 

風船<災害対策の基本>

★過去の災害の歴史(場所と頻度)を知る

★危険な場所なら移動や移住も検討

★考えうる対策は事前に最大限講じておく

★日本では自然災害と無縁ではないことを常に忘れない

★日本気象協会tenki.jpなどで気象状況を定期チェック

★雨雲レーダーなど天気アプリやニュースも活用

 

卑近な例

昨日(8月1日)、東京もゲリラ豪雨に見舞われました。

新宿区も80mm/hの雷雨となりました。

僕は近場への外出ということで

傘をもって出かけていませんでした。

しかし、スマホで雨雲が近づいているという情報を

事前に入手していたので、雨が降り始める数分前には

お店の中に避難したおかげで、雨の影響を全く受けずに

回避することができました。