山内一豊の意思表示に学ぶ
山内一豊の意思表示とは?
関ヶ原の戦いで、
東軍を勝利に導いた陰の功労者こそ
山内一豊。
また、それを正当に評価した徳川家康。
お二方ともさすが偉人たる言動。
お二人とも僕は尊敬しています。
では山内一豊は
実際にどんな貢献をしたのか?
小山評定において、家康は部下に対し
自分(家康)につくのか、それとも三成につくのか?
いずれにつくかを問うた時に
「掛川城を家康に明け渡す」と真っ先に宣言し
家康を大勝負の前に安心させ、
完全に家康支持(味方)であることを
明示したことがかなり大きい。
武による貢献(いわゆる武功)よりも
精神的安定と信頼の方が
むしろ勝利への貢献度が高いとみなされる。
実際に、関ヶ原の戦いの後
論功行賞では
山内一豊は3倍に石高が増えた。
この話しに関連して、
らくーんのメンバーの1人(お客さん)を思い出した。
その方は東京から片道1時間半くらいかかる関東に住んでおり
なかなか頻繁にはこれないのですが、
コロナ禍においてお店を一時休んだ時も
「絶対にお店に行きたいから必ず行きます!」と
力強い言葉で宣言してくれました。
これは社交辞令ではない心から出た真の言葉と思われます。
相手に信頼感と安心感を与えると思います。
貢献度は高く、その言動を評価すべきだと思います。
僕のその方への信頼度は上がりました。
お店をやっていると、こんなことはありませんか?
他の店ができるとすぐにそちらになびいていなくなる人。
お店をちょっと休んだらすぐに浮気して他店へ行ってしまう人。
必ず一定数います。
山内一豊からの学びポイント
相手を絶対的に安心させるよう
言動でちゃんと明示し宣言する!
それが信頼へと結びつく。