薬の適量はその人の「〇〇〇〇」で決まる!
薬の適量
先日、知人の高齢者が
薬の種類を変えた途端
体調を大きく崩してしまいました。
薬の服用には、一般的には(大雑把な基準として)
「子ども」と「大人」を区別しています。
「子ども」とは15歳未満を指します。
体重は50キロ未満という条件。
年齢基準を絶対的に
信仰している人が多いのですが
思い込んでしまうと、実体にそぐわないことを
行ってしまいます。
例えば、
高齢者は大人ではありますが
体重が39キロという方もいらっしゃいます。
その方が、通常の大人に適用する
薬の量を飲んでしまったら・・・
恐らく薬の副作用が大きくでてしまうでしょう。
病院や調剤薬局ではその辺りは当然
加味しているはずなのですが
たまに安易に薬が処方されたり
民間薬を自己判断で適量より多く服用するケースも
高齢者には見られますので
その点には本人をふくめ回りの人も
注意が必要かと思います。
薬の適量基準は、
年齢ではなく「体格基準」つまり
体表面積と体重で判断すべきです。
年齢というのは、高齢者を見れば
一目瞭然で、大人になればなるほど
体の個人差が顕著に現れます。
<余談>
そもそも、大人に対して
年齢を聞いてその情報で何かを
判断しようとすること自体が
おかしな行為です。
すぐに年齢を万能な判断基準と盲信する人は
「〇歳だから△△だ!」という固定観念で
物事を判断しがちなので注意が必要です。
📝
年齢という先入観を排除して
ちゃんと個体を見抜くこそが大事なのです。