日銀をあなたは信じ続ける?
あなたはいつまで信じつづける?
日銀のこれまでの態度は
明らかにおかしいと僕は思う。
国民に謝らないといけない由々しき事態だ。
何がおかしいのか?
円安を容認放置したままで
何1つ政策の転換も行わない。
行えないといった方が正しいが。
先日、32年ぶりの円安水準まで
止まらない円安が進行しても
日銀は何もできない。
口先介入や小手先介入が1回入ったが
効果は最初からないことは
ばれている。
「超円安」が意味することは
円の価値が下がる、日本国の価値・国力が
どんどん下がり続け
外国から不動産なども安く買い叩かれる。
では、円安を止めるにはどうしたらいいか?
教科書的には、金利を上げればよい。
但し、仮に日本が金利を上げたら
借金が多いので利払いが大変になる。
でも、そんなことは
だいぶ前から周知の事実。
借金が昨日今日で急に増えたわけではない。
簡単に金利を”上げられない”のは
既成の前提条件なのだから。
今の日銀は、自分では
何もできないため
アメリカの物価と金利が下がることを
他力本願で”祈る”ことしかできない。
国民をなめきっていますね。
明らかに少なくともこの8年間
ずっとミスリードを続けてきたのに
それを謝罪するどころか、ミスをひた隠し
国民を騙し、嘘をいい続けて白を切る算段。
国民に”円安と物価高”という
「2重の苦しみ」を押し付けて
結局、政策の失敗の後始末
すなわち金銭的負担も苦しみも
国民にすべて負わせる
といういつものパターン。
超円安でウハウハ喜ぶのは
国と癒着した意図的に優遇された
一部の企業と仲間のみ。
”嘘つき”にぶら下がった人が甘い汁を吸う
というのが日本の習わし。
日銀はアクションを起こすタイミングも
すべて逸しており
今の状態では、正直既に「焼石に水」ではあるが、
せめて最低0.25%くらいの金利を実際にあげて
(口先とか検討とか言っている場合ではない!)
少しでも国民の苦しむ”気持ち”を軽減するような
”ポーズ”でもいいから実践して欲しいところ。
容認放置だけはもうやめて
見え見えの時間稼ぎももうやめて欲しい
と多くの人はすでに腹を読んでいる。
今もなお、日銀がちゃんと実態を説明せず
嘘をつき続けるから
世界における日本の信用は下がり続け
日本の国債を買ってくれる人が
いなくなっているというのが真実。
誰も買ってくれない日本国債を
日銀が”表面上”買い支えている。
債権を買えば、それは円安要因となるため
日銀は確信犯的に、円安要因も作っている。
矛盾だらけのことを行い続けているのです。
いつも日本は大事な決断を先送りにしてきた。
その結果、まるで大地震の発生前のように
歪みは先送りすればするほどどんどん大きくなり
残された選択肢も減っていく。
日銀が、自らがとれる
今残された選択肢は2つしかない。
金利を上げるか?それとも円安物価高放置?
前者は財政逼迫を招き借金多い企業は苦しくなる、
後者は直接国民の首を絞めて生活苦を招く。
いずれも良くない。
このような追い詰められた状況になるまで
放置し続けた責任は、指導者にある。
因みに、英国の新首相トラス氏は
政策の失敗により信用低下し
ポンドが売られ、債権が売られ、株が売られた。
いわゆるトリプル安状態を招いた。
しかし、この市場の反応をみて
すぐに政策の失敗を国民に謝罪し
まちがった政策である減税を撤回した。
違う形での支援策へすぐ取り組んだ。
一連の行動の速さは潔い。
”まだ”評価に値する。
あなたは、
嘘をつき続け国民も世界も騙し続けて謝罪もしない指導者と、
一方で
政策の間違いをすぐに国民に謝罪し新たな策を打ち出す指導者
どちらが信用に値すると考えますか?
<日本の指導者的立場の人がとってきたお約束>
★ミスリードしても謝罪しないし責任も取らない
★権益確保と延命措置だけは得意
★最終的にいつも国民に負担を押し付ける
★状況や条件の変化に対し頑なに態度を変えない
★先延ばしにした結果、残された選択肢は厳しいものとなる
日本の歴史を見ていると
だいたいこのパターンである。