脳も「筋肉運動」をしている
脳という筋肉運動をあなたはしていますか?
マッサージ師の癒し王ふじです。
”筋肉を使う”というと、
いわゆる”筋トレ”のような
外側に見える筋肉
(アウターの筋肉)だけを動かす
イメージを持つ人が多いのですが・・・
実は、
筋肉は内部をはじめ全身の至るところで
働いてくれるのです。
食べる・食べ物を消化するという行為は
筋肉運動によるものですし
息を吸う・呼吸も
筋肉運動により行われていますし
眼球運動にも筋肉が関わります。
ここで、
筋肉の大原則を復習しておきます。
筋肉は「廃用性萎縮」といって
使わないと衰え、なくなっていきます。
最もわかりやすい例としては
ベッドに横たわったままで
歩かないで寝たきりでずっといると
歩く筋肉はその期間減り続けていくので
あるところまで減ると
本当に歩けなくなります。
2週間、何もせずに
ベッドで横になっているだけだと
全身の筋肉は約18%ほど減ります。
20%以上減ると歩行が困難になりますので
ギリギリのラインです💦
体の基本原則としては、
筋肉は使っていないと
脳は”必要のないもの”とみなして
委縮していくのです。
これは人体の”合理的な仕組み”であり
使ってない部分はどんどん退化させて
よく使う部分は強化してより強くしていく
(優先順位的に使う方にエネルギーを分配する)
ようにプログラミングされているのです。
さて、
脳みそを使う、つまり頭を使う
というのも筋肉運動だと思います。
現に、脳みそ・頭を使ってない人は
人体の原理原則により
脳の委縮が早く進みます。
つまり認知症になるという訳です。
僕は22年間で3万人の高齢者を
診てきましたが
脳が元気な人たちは
脳みそ・頭をなんだかんだ使っています。
受動的ではなく、
自分から使っています。
「自動運動」(自分の意志で動かす)
として使うというのが最大のポイントです!
あとは、複合的に脳へ刺激を入れること
が必要不可欠です。試してみてください。
