日本で「地熱発電」が進まない3つの理由と対処 | 【らくーん別邸】蓬莱山チャンネル~1カ月で体調がグイグイ回復

日本で「地熱発電」が進まない3つの理由と対処

世界で3位の潜在エネルギーである

地熱発電を日本は持っているのに

なぜ進まないのか?

癒し王ふじです。ニコニコ

 

 

地熱発電が進まない3つの主な理由は

 1.原発優先の政治的利権

 2.温泉資源の枯渇を危惧

 3.自然破壊

 

それぞれ対処法も併せて補足します。

1については、

国・政府関係の政治的利権が

大きく絡んでいるため

エネルギー政策として

原発が最優先され(金が大きく動いている)

クリーンエネルギーが軽視・ないがしろにされ

補助金がでないという根本問題がある。

補助金がでないと、

エネルギービジネスは初期投資が大きいため

少額の投資額では採算が取れず

継続が難しい。

今の世界の潮流を考えると

国・政府は思い切ってこのタイミングで

クリーンエネルギーにもっと面舵一杯きるべき。

 

2については、

現状の地熱利用のやり方で

温泉の近くで地熱発電を行う場合、

温泉の熱源が枯渇する可能性が

指摘されている。

温泉に影響を与えない

新しいもっと効率的な熱エネルギーを

得られる方法を編み出せれば

この問題はクリアできる。

もし温泉が枯渇するケースがでれば

国が一定程度補償をつける必要もある。

 

3については、

温熱源がとれる場所は、ほとんど

国立公園や国定公園内であり

自然環境を守ることが法律でも

優先されているため開発は難しい。

規制の是非や程度について

環境の状況は刻々と日々変化しているので

むやみやたらな安易な開発は避けるべきだし

一方で規制が厳しすぎて何もできない状況下で

日本が沈没していくのをただ静観するのならば、

緩和すべき所は実験的エリアを設けて拡大し

開発にチャレンジすべきと考えます。

 

 

日本全体の最適化を考えると、

僕は地熱発電をもっと推進すべしと

と考えています。

 

では、地熱発電のメリットは大きく3つ。

    下矢印

1.日本中に地熱源のリソースが豊富

 日本は火山列島なので、熱源・エネルギー源は

 日本中に豊富にある。リソースがたくさんあるということは

 原価が安くエネルギーの入手ができる。

 

2.気候条件によって影響されない

 クリーンエネルギーでも、太陽光や風力と違い、

 天候によって発電量が大きく左右されない。

 安定的かつ持続的なエネルギーを確保できる。

 

3.コストが安く安全

 他の発電方法に比べて初期投資が安くなる。

 特に原発に比べれば話にならないくらい

 メリットが多い。

 

 

全国的に、豊富な温泉の湧出量を誇る

玉川温泉、草津温泉、別府温泉や万座温泉、

北海道の各地では

 

高温の温泉が湧きだしてそれをすべて活用できず

垂れ流しになっているところが多い。

 

これは本当にもったいない話で

エネルギーを無駄に毎日垂れ流し続けているのです。

 

もっとレアメタルを抽出する技術を編み出すとか、

温泉を枯渇させない方法で

現在のエネルギー以外の選択肢によって

温熱エネルギーを取り出すことも

今後の研究と工夫しだいで可能。

 

今こそ、そこに国がちゃんと補助金をつけることで

将来日本のエネルギー事情は好転できる。

 

いつまでもエネルギーを輸入に頼ったり、

リスクの高いことに固執したり

している場合ではなく、

エネルギー政治利権も壊す時期に来ている。

 

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