派手に勝った後こそ調子に乗らず心を引き締めよ | 【らくーん別邸】蓬莱山チャンネル~1カ月で体調がグイグイ回復

派手に勝った後こそ調子に乗らず心を引き締めよ

勝って兜の緒を締めよ

素晴らしい言葉です!

癒し王ふじですおねがい

 

次のような勝利の後は

特に注意が必要です!

 

1.不利な状況からの劇的勝利

2.奇襲攻撃が見事にはまり劇的勝利

3.連戦連勝の快進撃

 

補足します。

1は通称「ジャイアントキリング」

と言われるように、小国が大国を破るケース。

あるいは、味方の兵力数が少なく不利な状況から

奇跡の逆転勝利みたいなケース。

例えば日露戦争(丁字作戦)

 

2も兵力数で敵よりも不利な状況下で

相手の裏をかく奇襲攻撃がはまり大成功するケース。

例えば源義経VS平家

 

これらは、後世に語り継がれ

賞賛されるのですが・・・

劇的勝利がハマるには

天候など偶然が味方することもあるのです。

 

ここで陥りやすいのは、

人間、一回大成功して勝利すると

またその成功体験を再現しようとしますし

調子に乗ります。

 

しかし、負けた側はバカではないので

すぐに敗因を分析研究し

同じ手は食わない訳です。

 

例えば、歴史を振り返ると

最初は連戦連勝したハンニバルも

ローマのスキピオに研究され

結局、最後カルタゴは負け

国は滅びてしまいました。

 

また、ナポレオンも最初は連戦連勝し

快進撃をしましたが、研究され包囲網をつくられ

最後は連敗して島流しになって生涯を終えました。

 

また、太平洋戦争での日本軍も

ミッドウェー海戦以前までは各地で連戦連勝し

向かうところ敵なし!破竹の勢いで領土を広げましたが

特にミッドウェー海戦時、慢心や油断があった

ことは否めないと思います。

 

<まとめ>

一度使った戦術(特に劇的勝利を収めた戦術)は

次は通用しないことを前提に、

作戦・戦術は常にアップデートしていくこと。

 

負けた時、敗因の研究や戒めはもちろん必要だが

(例 家康が三方ヶ原で信玄に負けた時に描かせた肖像画)

劇的な勝利の後こそ、調子にのらず、驕らず

兜の緒をきっちり締めること。

 

人生においてもこれを肝に銘じ、

忘れてはいけないと実感します。