重症化を遠ざける3つのポイント
過去の記事で
高齢者の死因は1つではない
というお話をしました。
しかも、コロナウイルスが直接的な
死因になっているか?というと
間接的にはきっかけを作っていることは事実だが、
コロナウイルスが直接の死因というのは
必ずしも正しくないのでは?
と思うのです。
📝補足します
IL6(炎症性サイトカイン)は、体に炎症を引き起こします。
さらにPAI-1を活性化させ自身の細胞を傷つけるのです。
微小血栓増→酸素不足(虚血)→臓器障害へ発展してゆきます。
肥満・糖尿病・脂質異常症・高血圧の方は
PAI-1がすでに高い状態なので、さらに活性化されて
重症化するケースが多いように思います。
対策としては、過剰な炎症を抑えること。
東洋医学的アプローチでは、免疫のバランスをとること。
免疫のバランスをとるとは?免疫はアクセルとブレーキ、
両方持っていますので、ただ一方的に免疫力を上げて
アクセルを踏めばいいかというとそうではなく
(それでは暴走してしまいます)
アクセルとブレーキの両方ともバランスよく安全運転を行う
ということだと思います。
但し、免疫のシーソーがそもそも低すぎる人は
まず免疫力を引き上げる必要があります。
人間の体は、一旦一方向にスイッチが入ってしまうと
AIのプログラミングと同様で、一方向(悪循環・暴走)に陥ってしまい
止められなくのも事実。
普段の心がけという点では、PAI-1が高くなる状態を作らないこと。
糖尿病から遠ざかる生活習慣が大事だと思います。
<まとめ>
★過剰な炎症をおさえる
★免疫のバランスをとる
★PAI-1が高くなる状態を作らない