日本神話に学ぼう!
「神話を失った民族は滅ぶ」
と言われています。
神話=分別・価値判断基準と考えれば
神話を失えば、その民族は滅びる
という図式は成り立つでしょう!
日本人であるならば、
日本という国に住んでいるのならば
日本という国の誕生とその歴史について
神様の名前を全部言えなくてもいいので(^^”
国づくりの流れの基本コンセプト&概略くらいはおさえ
ておきたいものです。
日本の誕生の神話といえば
712年編纂の「古事記」でしょう。
古事記には、宇宙・自然・日本の根本、
誕生のストーリーが書かれており
ものすごく内容が深いです。
上巻 神話 宇宙・地球の誕生の話、生命男女の誕生役割
中巻 伝承
下巻 歴史 天皇
日本の国の成り立ち
天皇家誕生からの話の記載もあります。
※現在、多様な解釈がなされていて今なお研究が進んでいる最中です
今から約1300年以上前に天武天皇の命により編纂。
現代にも多大なる影響を与え続けていて
日本人の心の奥底に刻まれているはずのもの。
あらすじは是非おさえておきたい。
日本の文化と歴史をもっと学び
心の神話を取り戻そう!
<余談>
強大な権力をもっていた「天武天皇」の事績
①「日本」「天皇」の呼称(倭→日本に、大王→天皇と呼ぶように)※異説あり
②古事記(国内向け)、日本書紀(海外・特に中国向け)の編纂を指示
③八色の姓の制定(天皇を中心とする身分秩序の再編)
④律令制導入の準備
⑤藤原京の建設
40天武天皇:
34舒明天皇と35皇極天皇の間に生まれる
中大兄皇子(38天智天皇)の弟
天智天皇の死後、672年壬申の乱で大友皇子を破る
40天武→41持統の間に、日本の統治機構、文化、歴史、宗教の原形がつくられる