日本人の心身がどんどん弱くなっている根本的な理由は・・・
弱くなっている理由はいろいろ考えられますが・・・
日本人の心身がどんどん弱くなっている根本的な理由、
それを一言でいえば、
日本が長い間「超過保護社会」だったからです。
人間も”純粋培養しすぎた”からです。
江戸時代までのように日本の島国一国だけで
ものを考えていれば済む時代ならいざ知らず
今は、グローバルな時代で
”世界のスタンダードルール”で
垣根を超えた境界線のない競争が
ますます激化しています。
もはや、さまざまな業界において
今までの延長線上の”保護”を
貫き通せる時代環境ではないのです。
電力だって、農業だって
今まで守られ過ぎてきたのです。
人間も、”純粋培養”といったのは、
幼児の段階から動物園の中で過保護に育てられて
いきなりサバンナ(競争激化する社会)に放たれると
圧に耐えられず心身が潰れてしまう人が増えるのです。
また、純粋培養システムの他の例として
日本独特の型にはまった「お受験システム」は
親の強烈な管理保護下でレールをガチガチに敷きすぎるため
言われたことを忠実に守る
”教科書型人間”は増やす
(先生や親の言うことはよく聞く、
いわゆる”従順でいい子”は増やす)が
改革を嫌い、既得権益にしがみつき、
守りに入る人間を増やすため、
イノベーションを起こせない
変化の激しい環境に対応できない
という見方もできます。
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人体を例にだします。
生命の源であるミトコンドリアは
生命にとって多少ストレスとなる刺激により
(具体的には、寒いとかお腹がすいた状態に置かれると)
ミトコンドリアを増やす、つまり生命力を上げる。
本当の生命力を上げるのは
到れり尽くせりの”ぬくぬく”した快適な環境ではないのです。
少し脱線しましたが、要は
今までの快適すぎる環境で育つ”純粋培養型”では
(数十年前の何もかも恵まれた環境下での
安定成長時代はうまくいったが)
グローバル化し、不確定要素が増す厳しい環境下の時代に
日本が生き残るには、大変心もとないということ。
※念のため付け加えておきますが、
超過保護システム自体を否定しているのではなく
その当時は、それが社会を効率的に機能させうる良きシステム
であったので、それにのっかった人も悪くはない、当然なのです。
しかし、今は時代環境、条件がが大きく変わったのだから
旧来の幼児教育システム・お受験システムによる純粋エリート培養では
対応できなくなっているのです。これはら真の勉強ではなく
安定した出世街道をいくためだけの時代遅れの勉強です。
グローバル社会で、外とのせめぎあいは今後増えてきます。
その時に、外の敵に容易に丸め込まれてしまうのです。
これからの時代が求める、生き残れる人材を
輩出できなくなっている。
でも、心配は無用!
今からでも遅くない、まずは自分自身を変え強くすればいいのです。
環境変化に飲み込まれるな!
環境変化に振り回されないしっかりした芯のある人間をつくる方法があるぞ~
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by マッキンゼーが予測する未来