用語集から消えた歴史用語からわかる、今後の日本の教育方針 | 【らくーん別邸】50歳から体調も運気もグイグイ回復

用語集から消えた歴史用語からわかる、今後の日本の教育方針

今後の日本が目指している教育方針・方向性は

歴史用語集から消えた言葉から逆に推察できる?

癒し王ふじです

 

以前から多すぎる、増えすぎと言われていた

高大研の用語集から2017年11月に外された

「主な」歴史用語は以下の通り

 

※言葉足らず&ここでは簡単な説明だけで申し訳ありません

<世界史>

オデュッセイア(ギリシャのホメロスの英雄叙事詩)

ハンニバル(紀元前カルタゴの将軍)

ウパニシャッド(ベーダ聖典の一部を構成する哲学的文献)

韓非(子)(中国戦国時代末期の韓の思想家(法家)

金瓶梅(明代の長編小説。四大奇書)

トゥール・ポワティエ間の戦い(732年フランス西部のトゥールとポワティエ間でフランク王国とウマイヤ朝の戦い)

エンリケ航海王子(ポルトガルの王子。自らは旅しないが新航路開拓と航海技術向上に貢献)

バロック式(16世紀末からイタリアで誕生した美術・文化の様式)

北虜南倭(明代に南北からうけた外民族の侵攻)

アンシャン=レジーム(16~18世紀 フランス革命前の絶対王政期の社会・政治体制)

ロベスピエール(フランス革命期の政治家、史上初のテロリスト恐怖政治家)

水力紡績機(アークライトが発明、特許。水車を動力としてローラーで繊維束を延伸)

メッテルニヒ(オーストリア帝国の政治家、ウイーン会議主宰)

ドストエフスキー(ロシアの作家、代表作「罪と罰」)

3C政策(19c後半~20c前半イギリスがとった植民地政策)

第1・第2インターナショナル(国際労働運動・社会主義運動の国際連帯の再建)

 

<日本史>

堅穴住居(竪穴に屋根をかぶせた家屋・住居)

土師器(弥生土器の流れをくみ古墳から奈良・平安時代まで生産、うすくて便利)

中宮寺半跏思惟像(右足をのせる半跏の姿勢で物思いにふける)

蘇我馬子(飛鳥時代の政治家・貴族)

大納言(太政官の官職)

稗田阿礼(古事記編纂者のひとり)

薬子の変(810年くすこの変:嵯峨天皇挙兵し平城天皇は出家)

源義家(源頼義の長男、八幡太郎義家、前九年の役で功をあげ後三年の役で清原一族を鎮定)

藤原清衡(奥州藤原氏3代の初代、中尊寺建立)

悪人正機説(阿弥陀仏の本願は悪人を救うこと)

楠木正成(建武の新政の立役者として天皇を助けた、湊川の戦いで尊氏に敗れ敗死)

上杉謙信(越後国を統一→繁栄へ)

武田信玄(甲斐の戦国大名)

梅松論(ばいしょうろん:南北朝時代の軍記物語)

桶狭間の戦い(信長が少数の軍勢で今川義元を討ち取った)

天草四郎時貞(島原の乱の最高指導者)

千歯扱(せんばこき:宇兵衛によって開発された脱穀用の農具)

中江藤樹(江戸時代初期の陽明学者)

高野長英(江戸時代後期の医者・蘭学者)

十返舎一九(江戸時代後期の劇作者、東海道中膝栗毛)

高杉晋作(長州藩、尊王攘夷の志士として活躍)

坂本龍馬(大政奉還の成立に尽力、倒幕および明治維新に影響)

新選組(江戸末期反幕府勢力を取り締まる警察活動従事後に旧幕府軍として戊辰戦争を戦った)

ボアソナード(フランスの法学者、日本の法学教育に貢献)

旅順占領(旅順要塞降伏)

 

クローバー

削除されたということは

知らなくてもいい(これからの時代、知る必要ない)?

 

と解釈する向きもありますが、

僕は”日本人”として、そうは思っていません!!

 

ざっくり見ると、

★暴力主義的なものは削除

★大昔の存在などあやふやなものも削除

★新事実発見などにより改訂

★今、これからの時代の価値感にそぐわないと想定されるものは当然軽視

★現在の権力者の為政方針と最終決定者の意図も臭う

 

注意点としては、

その時代時代で、歴史上の人物評価や事件の解釈は

変化するという点。

 

例えば、わかりやすく日本史で言えば、

足利尊氏や西郷隆盛は

時代によって評価がアップダウンしますよね。

 

これらの歴史用語が

なぜ、削除されたか?

 

を”推察し考える”ことは、日本人にとって重要で

今後の日本の進む道筋を占うヒントにもなります。

 

歴史話