５月５日

昨年から大人気のｺｴﾝｻﾞｲﾑＱ１０～
ｺｴﾝｻﾞｲﾑＱ１０（以下、COQ10）はもともと軽症の心不全の薬。年をとってくると心臓の細胞でＣＯＱ10が不足してくる。不足してくると動悸・息切れなどの症状がでる。そこで、ＣＯＱ10を補うことで、老化防止（抗酸化作用）や免疫力向上に有効という訳。でもいい面ばかりがテレビやマスコミで宣伝されているが、過剰摂取に警告をする医師もいる。動脈硬化が進んでいる人ほど血中のＣＯＱ10濃度が高いというデータだ。このデータが意味するものはＣＯＱ10が酸素と結びつき自ら酸化物質になっている危険性があるということ。体には必要なものではあるが、(何事にもいえるが）限度を考え過剰摂取には気をつけたい