外国人が日本で就職する上で大事なことは何ですか?という質問をされたら真っ先に思うのは「日本語」ではないでしょうか?
もちろん、正解です。
日本は、日本語しか話せない日本人だらけの国だから当然、日本語が話せないと日本で就職することは難しいです。
日本には言葉を使わずにする仕事もあることはありますが。
日本人は普通に日本語を使っていますが(当たり前ですが)、外から見たら難しい言葉だろうなとつくづく思います。
日本語の文章をよくみてください。
ひらがな、カタカナ、漢字、そしてアルファベット。
漢字は同じ字なのに文章によって読み方が変わってしまう。
訓読み、音読みがあって、音読みにはさらに読み方が違ってくる。
いや~難しい。
難しい上に敬語というものがさらに加わってくる。
「もらう」「あげる」「くれる」どう違うのでしょう。
めんどくさいね、日本語は、という外国人も多いはずです。
この難しい日本語を日本人並みに使いこなせる人材が欲しいという
日本企業の声。
それって当たり前なのかな。
フィリピン人のように日本人も全員、英語を話せたら、世の中は全然
違ったものになっていたはず。
人手不足もすぐに解消している?
だって、日本で生活している外国人みんな話しています。
「日本は安全で安心、便利で住みやすい。
街がきれいで人々もやさしい国」と。
もし、ほぼ共通言語の英語ができる国であったらたくさん英語が話せる外国人が来日してくれるでしょう。
たくさんの国からたくさんの人がやってくるグローバル国家になっていたでしょう。
なんか、そう思うとわくわくしてきます。
外国人っていうと中国、韓国、ベトナム、ネパールに集中していて
いずれ乗っ取られるなんて騒いでいる人もいます。
でも、本当に偏りすぎですよね。
この間、バングラディッシュ人と話をしていたら
「英語は小学校から大学まで勉強したので日常会話ぐらいはできます」
と普通に言っているのですっごく恥ずかしくなってしまいました。
実は、日本人も中学から大学まで英語の勉強しているんですが…
と心でつぶやいてしまいました。
バングラディッシュ人だけではありません。
他の国の人も同じことを口にします。
いい教育しているんですね。うらやましい。
何で日本はそういうことを学ばないのでしょうか?
いい大学に入るための英語を勉強していて使えないのは明白なのに。
日本語ができる人だけが残っていく日本。
日本に必要だと思える人が来てくれているのに日本語ができないだけで逃がしてしまっている日本。
こんなことを以前、FBに書いたら批判的なコメントをいただいたことがあります。
日本語を守ることはとても大事ですが、日本語だけでなく他の言語もできる日本人になっていくことも大事だと感じています。
日本人そのものが変わらないといけない時代になったと思います。
次回へ続く。