- 脳から変えるダメな自分―「やる気」と「自信」を取り戻す/築山 節
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(つづき 「4.抑制の力が落ちている」)
<快を求め、不快を避けようとする感情系の本質は、端的に言えば
「自分は楽をしていたい」ということであり>
そうやって「自分を甘やかせる」のもときには大切。でも
<現代のように、社会から不快を与えられやすい一方で、
簡単に得られる快が満ちあふれている時代に、思考系優位の
状態を崩してしまうと、果てしなく落ちていく>
ので
<抑制の力を鍛えることは、厳しい時代を生きるための根本的な
自己防衛法でもあると考えて下さい。>
そのための日常的にできるトレーニングとして2つ上げています。
●少し辛いと感じる長さの文章を音読する。
●テレビやラジオの教養番組をメモを取りながら視聴する。
どうも、この音読するというのは、ほかのテーマを読んでいても
脳のトレーニングとして有効(感情系は面倒だと判断する)のようです。
詳しくは本文を読んでいただくとして、別のテーマへうつります。
「7.思い出せない言葉が増えている」
ある! ある! 姿かたちがはっきりアタマに浮かんでいるのに、出ない(^O^)
少し年長の知人と話していて、アレ、アレとか、ほらアノ先生がぁとかお互いに。
(でも「ああ○○さんですか?」とわたしが教えてもらうほうが多いです(>_<)
アタマわるくなったなあと思っていたのですが、ちょっと待て。
「記憶力の問題ではない可能性」があるそうです。(108ページ~)
著者の外来にも、よくそういう患者さんがいらっしゃる。
そして、その原因は多くの場合、2つのどちらか。
●普段しゃべる機会が少ない
●(よくしゃべっているものの)自分の言いやすい言葉ばかり使っている。
<目の前にカップとソーサーがあって、お茶を飲もうとしているとき、私たちは
それをいちいち>
言葉で認識しないでいる。それでも毎日の生活は問題なくなりたつ。
それを人に伝えようとしたとき
<初めて語彙(ごい)で捉(とら)え直す必要が出てくる>
<そのときに脳の中で働く一連の回路があるのですが、この回路は、
「言葉で表現しよう」としなければ使われません。
そして、他の脳機能と同じように、使われる機会が少なければ衰退します。>
そうなのですか。
人は案外しゃべっていない
というのは、研究で「ボケと発語量」の関係を調べたとき、ボケ症状に向かっていきにくい
発語量の基準として「一日2000語」という仮の結論を出されたそうです。
一日1万歩とか、いろいろセットして新しい「健康○カ条」みたいなの
作れそうです。クライアントさん用に考えてみます(^o^;)
ところが
<毎日それくらいしゃべっている人は多くなく、挨拶や返事以外の言葉を一語も話さず
生活している人も珍しくありません>
個別化する今の社会では若くてもそうなる可能性があって、外来にも若い患者が増えているそうです。
そして、もし会話する相手に恵まれていない場合には
<とりあえず音読を毎日の習慣にして下さい>
それは
<まずは毎日音読することによって一日の発語量を増やす。
そうすると、意志と言葉がパッと結びつかないという状態は
軽減されてくる>
のだからだそうです。
つづく
☆