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犬のCT検査とMR検査について知っておくべきこと

 

うちの妹のうちのチワワのうりちゃん。

 

急に顔が傾いて診察の結果「斜頸」って診断されましたが、その後、詳しく検査をする為に大きな病院でのCTやMRI検査をすすめられたそうです。

 

でもCTって全身麻酔が必要だって聞くし、検査料もものすごく高いらしいし、何よりひとりでそんなストレスMAXになる検査を受けさせても大丈夫?って不安になりますよね?

 

今回は、犬の健康診断や病気の診断に欠かせないCT検査とMR検査について私の経験談も含め、詳しくご紹介します。


CT検査(コンピュータ断層撮影)

CT検査は、X線を用いて断層画像を撮影し、体内の詳細な構造や異常を見るための検査です。

 

犬に対しても同様の原理で行われますが、以下の特徴があります:

用途

骨折や腫瘍、内臓の異常、出血などの診断に使用されます。

 

速さ

撮影は比較的迅速であり、緊急性の高いケースでの診断にも適しています。

 

麻酔の必要性

犬が静かに留まる必要があるため、通常は麻酔下で行われます。

 MR検査(磁気共鳴画像撮影)



MR検査は、強力な磁場と無害なラジオ波を使用して、体の断層画像を撮影する検査法です。

 

犬に対しても同様のプロセスで行われますが、次のような特徴があります:

用途

脳や脊髄、関節などの詳細な構造を見るために使用されます。

神経系や軟部組織の異常を確認するのに適しています。

 

詳細な画像

高解像度で内部の構造を観察でき、CTよりも柔軟性があります。

 

麻酔の必要性

長時間の静止が必要なため、一般的には麻酔下で行われます。

 

検査の選択と注意点

犬の健康診断において、CT検査とMR検査はそれぞれ得意とする分野が異なります。

 

症状や獣医師の診断に基づいて、適切な検査を選択することが重要です。

 

また、以下のポイントにも留意してください:

麻酔リスク

どちらの検査も麻酔が必要であり、犬の年齢や健康状態に応じたリスク評価が必要です。

 

費用とアクセス

検査の費用や近くで提供されているかどうかも考慮してください。

 

結果の解釈

獣医師との信頼関係を築き、正確な解釈と治療計画を立てることが大切です。

 

 

私の体験談

 

うちのもう亡くなった愛犬チワワちゃんは12歳で、2.3kgの体に5cmを優に超える腫瘍が見つかり、手術をするしないを決める前の詳しい検査として必要ということでCT検査を受けました。

 

 

正直、「麻酔をすることで死ぬ可能性がある」という状態で、麻酔が必要なCT検査をしていいのか?麻酔することで死ぬリスクが高いのに手術って????というなんだか訳のわからないうちに検査となりました。

 

 

かかりつけの病院から回された大学病院でのCT検査となりましたが、そこの獣医さんはできるだけ麻酔をしない方向でCT検査をしてみること、暴れたらそこで終了(麻酔をしてまで検査はしない)ということで検査をしてくださいました。

 

 

幸いなことにうちの子は暴れなかったようでしっかりCT検査はできたようですが、麻酔をしなかった分意識はしっかりとあったわけで、一人で怖かっただろうと思うとCT検査をして良かったのか?今でも辛い気持ちになります。

 

 

うちは結局、腫瘍が大き過ぎた上、麻酔でのリスクが高過ぎて「生きて返せないかもしれない」という獣医さんの言葉で手術を断念しました。

 

 

獣医学が進んでCTやMRIの検査ができるようになったけれど、正直、検査はしたが結局原因がわからなかった、手術ができなかった、治療ができなかった、という話を多く聞くので、果たして本当に犬のための検査になっているのか?ただ恐怖やストレスを与えているだけなのではないか?と思うこともありました・・・。

 

 

妹のうちのチワワのうりちゃんも「CT検査を」と言われたようですが、ものすごいビビリであること、脳が原因の可能性があるらしいが検査をしてたとえそれがわかったとしても手術できないので、そこまでストレスや恐怖を与えてまでCT検査をさせることに疑問を感じて断ったとのこと。

 

 

飼い主さんによっては「それでもCT検査を受けさせたい」って方も多くいらっしゃるでしょう。

 

でも私たちと同じようにCT検査を諦める方もいらっしゃると思います。

 

結局はわんこの飼い主さんにが決めればいいことなので「どちらがいい悪い」はないと思います。

 

犬も人間のようにストレスなしに検査ができて、しっかりと原因がわかり治療ができる、そんな世の中になって欲しいものですね。

 

あ!ちなみに気になるCT検査の代金ですが・・・

 

(私の場合)57,800円でした!


まとめ

犬の健康を守るために、CT検査とMR検査は貴重な診断ツールです。

 

獣医師との相談を通じて、最善の診断と治療を提供しましょう。

 

大切な家族の一員である犬の健康管理について、正しい知識を持つことが飼い主としての責務です。

 

愛犬の健康と幸せのために良い決断をしたいものですね。

 


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