自己肯定感がテーマの「マンハッタン・ラプソディ」 | 有馬ヒロコのらくらく美人BLOG

自己肯定感がテーマの「マンハッタン・ラプソディ」

最近深夜の映画を続けて観ているのですが

やっぱり昔の映画は素敵な作品が多いと感じますラブ


  「マンハッタン・ラプソディ」



大人なラブストーリーとして評価され見やすい作品

ですが

内容が深い!

大人になってやっとたどりついた「自己肯定感」がテーマ。


コロンビア大学で文学を教える教授の女性ローズ

(バーブラ・ストライサンド)美しい母と恋、大きい美しい妹とは、かなり対照的で恋愛を成就したことがないまま、ルックスにコンプレックスを抱き大人になってしまい好きな男性は、妹と結婚し傷心💔


そんな時、女性にうつつを抜かすと仕事にならない同じ大学の教授グレゴリーと出会い、恋をして結婚します。





この関係は恋愛ではなく友情から成り立った関係でルックスに対する価値観やセックスに対する価値観の違いを乗り越え本当の恋愛になり、、、


主人公のローズがとても素敵なのですが、それは容姿コンプレックスに対して前向きに挑み本当に欲しかったものを手に入れる。


好きなシーンが

お母さんに

「私は赤ちゃんの時可愛かった?」と質問し

母親が

「それはそれは可愛かった」と聞き

そこから自信を取り戻すのですが

ここは心理学的にも大切な事なんだと新たに気づきました。


この恋愛関係

グレゴリーは先ずはローズの内面に惹かれ、後から全てを愛するようになるのですが

これは最高のラブストーリーに仕上がってます。





ローズが過去に好きだった男性にデートに誘われた時のセリフ



男性

「自信がない?君は素晴らしいよ」

と男性はビックリするのですが

ローズは

「貴方は何も悪くないのよこれは私の問題

私はあなたを喜ばせることばかり夢見てた。でも、今は自信が生まれたから貴方で物足りないの」


容姿に対してのコンプレックスは自分だけで案外周りは何とも思ってないもので(相手でなく自分の考え方の問題)

自分の容姿にコンプレックスがあると自然に魅力を損ねる物事を選んでしまいがちです。


ローズは相手を喜ばせる事で自己肯定感を高めようとしてましたが

自分を喜ばせれないと自己肯定感は現れないと言うことに気づいた作品。



主人公ローズのバーブラ・ストライサンドは私がとても好きな女優さんでカッコいいけど可愛い🩷


1996年の作品ですが今見ても古びてなく現代人が見ても共感すると思います。


こう言う大人な映画も素敵なのでオススメです。

(Netflixで観ました)