占術家日記~4月23日(火)玉木仁邦
【素数
占術家日記~4月23日(火)玉木仁邦
【素数ゼミ】
以前に素数ゼミの事をこのFBで書いたことがあります。
素数とは1とその数以外では割り切れない数です(1は除く)。
素数は法則性がなく、分解は難しいなど現代の社会ではメールやクレジットカードなど暗号化するのにはなくてはならないものです。
その素数を周期として現れる昆虫のセミの事です。
日本のセミの幼虫はツクツクボウシで1~2年
アブラゼミで3~4年、クマゼミで4~5年で成虫となります。
ところが、アメリカでは素数セミ13年で成虫、17年で成虫となるセミがいます。
13年周期ゼミで4種類、17年周期ゼミで3種類います。
今年は、13年×17年=221年ぶりに13年ゼミの一群と17年ゼミの一群が同時に地上に成虫となってあらわれると予想されています。
このようなユニークな生態かといわれる理由に捕食者(小動物、鳥)から種を守るため。
数が多いと捕食率は下がり、生存の可能性が高まる。
もひとつ雑種の交配を防ぎ種の保存のためといわれています。
今年は最小公倍数の221年目にあたりその数は1兆匹超えだそうです。
アメリカのセミは4月後半から6月にかけて羽化します。
セミの異常発生で社会インフラに影響が出なければと思います。
因みに数の吉凶占いでは、13は吉数、17でも吉数とみる事が多いです。
セミの大発生予想の年、状況を見守りたいと思います。
この記事は認定NPO法人神戸占術協会のFBに掲載された内容です。