【楽爺夜話…200】自分で実際に買っていなければ、儲かるのが相場です。　楽爺

昨日に続いて銘柄の話です。
中には得意げに、チェックしていた銘柄が
最近は二倍になったんですよって話をされる人も居ます。

で、「すごいですね、二倍もですか・・・」
では、どれくらいの利を取りましたか？と聞きますと、
買っていなくて見ていただけだと言います。

自分で実際に買っていなければ、儲かるのが相場です。
シミュレーションでは、株価が二倍になるまで、
しっかりと持っていることが出来るのですが、
実際に買った場合は、全く違った結果になってしまうんです。

例えば、大きく上げる前の一瞬の大きな押しで、
これはダメだ～ってビビッて手放してしまうのがオチなのです。

株式ってそういうものなんですね。
ですから、つもり商いは駄目だというのも、
暴落の直後に買えるのなら儲かるけれど、
そんな所では買えないというのがベテランは分かるのですが、
経験が少ない場合には、これが利益に直結するって思うのです。

二倍になるまで持ってもいられないのに、
つもり商いの場合は、自分は出来るという万能感で、
持っているつもりの利益になってしまうのです。

実は、上げている銘柄に飛びつくとか、
大きく問題が出た銘柄を売るとかいうのも同じです。
たいていが思惑通りにはいかないで失敗に終わります。

四季報で。。。とか、裏情報が。。。とか、
そんなレベルの話で利益が出るのでしたら、
相場はそんなに簡単ではないんですね。

また、流行の銘柄にも飛び付かないことです。
流行というのですから流行り廃りがある銘柄なので、
そんな銘柄は廃れたらもう何年も戻ることが有りません。

そんな戻らない銘柄の高値を掴んでしまったら、
一年や二年で戻らず、しばらく逃げられなくなります。
同様のことが低位株でも起こります。

中には、もともとが低位株で、
今は普通に1000円以上の銘柄に

お化粧をしている銘柄もあります。
その様な銘柄も長期グラフで分かるので、
排除しておくほうが無難ですね。

とにかく株式投資は銘柄選定が肝では無くて、
玉操作が肝なのだということを知って頂きたいです。
でも、じゃあ玉操作を教えるところは有るの？ってなると、
そんな所は何処にも無いんですね。

不思議ですが、それほど建玉法については、
知っている人が少ないということなのでしょう。

では、また。
　　　　　　　　　　　　　　　楽爺

ブログをずっと読んで頂いている方はご存じだと思いますが、

私は、上昇過程では、すぐ持ち玉を手放したくなるし、

暴落後の底では怖くて買えない。

安値でツナギたくなる。

そりゃぁ底で買って天井で売れたら大儲けだけど、

そんなことは、全くできません（とほほ）

土曜日に新しく教えて頂いた建玉法を

昨日はシミュレーションしていたのですが、

試しを入れながら、玉の維持ができるので、

もう、ビックリしてしまいました。

これなら、私でも売買できるじゃん！

めっちゃ嬉しかったです。