今年7月にフィリピン海で大爆発が起こるのだろうか?
その参考になる現象を2022年12月6日過去記事から再掲
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昨日のBSプライム8では、
トンガ海底火山噴火と津波について科学的な解説をしていて、
大変勉強になった。(Yahooニュースにも類似の解説がでた)
TV画面 無断転載
簡単に要約すると、噴火で空振(大気のショックウェーブ)が発生し、音速で伝播していった一方で、
噴火による津波は遥かに遅いスピードで伝播していた。
海洋での津波スピードはトンガ付近では海が浅いため、スピードが遅いが、
日本近海では海が深いため津波もスピードが速くなり、
結果的に津波と空振が共鳴共振して、波高が高くなるという。
トンガ付近で波高が大きくならず、
8000Km離れた日本で1mを越える津波が発生したメカニズムはこうして説明された。
この空振による津波は気象津波であり、「ラム波」という。
この現象と類似の波は、長崎湾の「あびき」といい、1m以上の波が年1回は観測されるという。
さらに、歴史的には1883年インドネシア・クラカタウ島大噴火で、
フランスでも津波が発生していた。
今回のトンガ噴火津波が予想より2時間も早く到達し、
気象庁が困惑したのも、むべなるかな。
関連してYahooコメントでなるほどと感心したのは、
小天体が海洋に落下したら、どれほどのショックウェーブとなるかという疑問。
地球上、どの海洋に衝突しても、
すべての海洋沿岸地域は相当な直接的被害を受けることだろう。
TV番組では富士山噴火にも言及していたが、
東京湾沿岸にずらりと並んだ火力発電所が、
火山灰によって全面的に機能不全に陥る可能性と、
ブラックアウト回避のために原発維持の必要性も専門家は説いていた。
南海トラフ地震と富士山噴火、備えを怠れば国家存亡にかかわる。
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で、気象庁のひまわり画像で大爆発が検知できるかどうか少し考えてみた。
・・・・・・などと空想しながら、うららかな春の日差しを楽しみたい。
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