早川書房刊
ルマーン・アラム著
「終わらない週末」を読んでみた。
ニューヨーク在住の4人家族が、週末に田舎の別荘をレンタルして過ごすものの、
奇妙な事態が発生して困惑するという物語。
B級映画の台本か、背景を詳述していてやたらくどくて読みにくい。
情報としては、
TVで米国東海岸一体が停電という緊急ニュースが出てすぐにTVもネットもダウン。
全く状況が不明のまま、爆音が空に響き、
鹿の大群やフラミンゴの大群が出現、
屋外やプールで遊んでいた長男がやがて体調を崩す。
何が発生したか明確な記述がないので、推測となるが、
敵国からのEMP爆弾攻撃を受けたかのようだ。
高空での核爆発による電磁波で電子・電気機器ダウン。
そして放射性物質による汚染が広がる。(これは五感では感知不能)
主人公たちの体調不良は、急性放射線障害であろう。
本人たちは何が起こっているか分からないまま、街の病院へ行こうとする、、、。
〜〜〜〜〜〜引用終了〜〜〜〜〜〜〜
いつの日かこんな戦争も起こるかもしれない。
放射線を疑ったら、屋内に閉じこもるのが唯一の対策か。
クリック頂いて有難うございます。