ブックマン社刊
長尾和宏著
「ひとりも、死なせへん」を買ってみた。
著者は尼崎で開業医をしており、
日々 新型コロナ感染者診療に奮闘しておられる。
氏が外来診療で実施している主な治療法は、
・ステロイド剤(デカドロン、内服・注射)
・フォイパン(膵炎治療薬内服)
・イベルメクチン(ストロメクトール、内服)
状態により補液と酸素吸入もしているという。
PCR検査の陽性率は70%くらいと言われており、
新型コロナ感染でありながら、PCR検査陰性になるケースもあるため要注意とのこと。
胸部CTで肺炎の重症度評価もできるため、ケースによってはCTの方が有用となる。
氏によると、経験から新型コロナ患者は一目見てわかるようになった由。
「肥満のある喫煙男性」
「高熱」
「味覚障害か嗅覚障害」の3つ揃ったら抗原検査は陽性になり、
酸素飽和度が95%以下なら、ほぼ100%検査陽性、とのこと。
この先生の奮闘記、実にためになる内容だが、
一点だけ確認できないことがあった、、、。
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蛇足ながら、
伊勢白山道ブログによると、この御方は前世で日蓮宗関係の僧侶だった由。
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