スエズ運河でのコンテナ船座礁事故は、巨額の賠償請求が予想されるものの、
保険でカバーされるという憶測もあり、損するのは保険会社か。
この座礁事件、単純に砂嵐が原因の人為的運行ミスといわれているが、
エジプトでは誰も信じておらず、ファラオの呪いという説がもっぱらだ。
というのも、座礁事故と時期を同じくして他にも事故が多発しており、
その原因が、
博物館からファラオのミイラを移動させることにあるというのだ:
本日4月3日、カイロにあるエジプト考古学博物館から22体のミイラを、
Fustatにある「国立エジプト文明博物館」に移設する予定という。
このプロジェクトはエジプト中の耳目を集めている。
移設されるミイラは歴代国王の、ラムセス2世・セティ1世・トトメス3世、ハトシェプスト女王、メリタムン(アメンホテプ1世の妻)、ネフェルタリ、という錚々たる(?)ミイラだ。
今まで安置されていた場所からの移動が、呪いを再起動させるのではないかともっぱらの噂。
事実、エジプトではスエズ運河座礁事故の他にも、
南部Sohan近郊で列車衝突事故により32人死亡、165人負傷。
翌日にはカイロのGesrSuez区で10階建てビル倒壊により25人死亡、75人負傷、
続いて下エジプトのZagzigの鉄道駅火災(犠牲者無し)、
Al-Azharトンネルで火災
Mariotaで建設中の橋が倒壊、
他にも火災多数発生、といった具合だ。
すべて、数日内に連続して起こっており、
エジプト人はファラオの呪いを疑っているようだ。
クリック頂いて有り難う御座います。