56年前の今日、午後1時1分、

新潟県粟島沖を震源とするM7.5の地震が発生、

 

新潟市で震度5を観測した。

=「新潟地震」

 

 私は小学生で、鉄筋コンクリート4階建て校舎の屋上で遊んでいた。

突然の揺れで転びそうになったが、猛烈な揺れの間、

もの凄い地鳴りも聞こえていた。

 

 本震のあとも余震が頻発していたが、先生に誘導されて、少し高台のグランドへ全校生徒は避難し、親の迎えを待った。

 

 そのうち、津波が信濃川を遡ってきて、低地は浸水。

自宅はかろうじて免れたので、どこにも避難せずに済んだ。

 

 電気は1週間で復旧したものの、断水が長期間続いたため、

給水車から補給されるのが日課となった。

 

 時々大きな余震が起こったが次第に漸減、、、、。

やがて記憶も遠のいた。

 

 随分前、故郷の同級会で、

関西に居住していた友人が阪神淡路大震災を経験しており、

その時の揺れの方が、新潟地震より大きくて怖かったと言っていた。

 

 二つも大地震を経験するなんて、不運と言って良いのやら、

希有な体験というべきか。変に感心したものだ。

 

ということで、忘れた頃にやって来るかもしれない地震を、

折りにつけ気にかけましょう。

 

 

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