私のような田舎の庶民には、
国家中枢に関与する上級国民と普段接する機会は皆無なのだが、
それでも過去に接触した体験はある。
40年ほど前、ある施設のセンター長というのが、
天下り外務官僚だった。
当時(も今も)、下級国民であった私・同僚は、
そのセンター長が、
明らかに侮蔑の表情を浮かべて訓辞するのを聞いたことがある。
「オレ様はおまえらとは違う、偉い人間なんだぞ」という表情。
初体験だったので、こんな人間もいるのかとビックリしたものだ。
10数年前にはもっと酷い出会いがあった。
第二次世界大戦中、(関東?)軍の高官で、
満州から真っ先に本土へ引き上げてきた事を自慢していたご老人。
関東軍がソ連軍の侵攻を察知して、日本人民を置き去りにして撤退したのは有名な話。
取り残された人々がどれほど悲惨な目にあったことか、、、。
そんな事実は眼中になく、なんの痛痒も感じない人間がいるということを知って、震撼した。
さて、池袋の暴走老人である。
下級庶民を犠牲にしても、保身に心血を注ぐだろうか?
ネットの噂によると、
事故現場には警察・消防以外の黒服集団が現れ、何事かをしていたらしい。
それが、警察へ指示を出し、
マスコミはもちろん、
ネット空間をも統制しているとしたら、、、。
この老人は逮捕・収監されることもなく、
権力に守られて天寿を全うすることになるのだろうか。
犠牲になられた母子のご冥福を祈ります。
クリック頂いて有り難う御座います。