昨日の地震は
「平成30年北海道胆振東部地震」と命名された。
最高震度7、死者安否不明者約40人。
崖崩れ現場では必死の救出作業が続けられている。
全道停電という前例の無い事態に、医療機関も機能停止している。
ということで、
2012年11月18日記事
「2週間の停電で30万人の犠牲者!」を一部再掲。
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オイルの輸入が途絶えれば、原油の国内備蓄は数ヶ月分あったとしても、国内はパニックとなろう。
その時起こる可能性のあることとして、
今まで、道徳的・倫理的観点からテーマにしなかった話題を今回記事にしてみる。
大災害・原油輸入途絶等を原因として停電すると、
各医療施設は自家発電機に頼らざるをえなくなるが、
相当長期間停電となると、非常に厳しい局面をむかえる。
真っ先に考えるのは、
腎不全の結果として人工透析を実施している人。
下図で分かる通り、現在その実数は全国でほぼ30万人。
Wikipediaより
停電により透析ができなくなれば、
2週間以内にこの30万人全員が死亡するだろう。
さらに、国内にある中規模以上の一般病院8万9千ベッドのうち、
1%がICC等の集中治療ベッドとすると、
最低でも890人が電気に頼って生命維持されているだろうか。
(人工呼吸器使用者数は、統計を調べきれない。)
そして、在宅酸素使用者が17500人。
これらに該当する人々が順次、命を失って行く。
もちろん緊急手術を要する救急患者等を救うこともできなくなるため、
電力の回復まで、膨大な人命が失われるのだ。
(全電源喪失による原発爆発は別として)
〜〜〜〜〜〜再掲終了
ということで手持ちのソーラー発電システムの点検と、
ソーラーパネル+充電器の買い増しをすることにした。
今回の北海道は、1週間で電気網復旧する見込みなので、
通常の地域的地震ならその程度をしのげれば良いことになる。
台風被害の復旧はより時間がかかりそうだが、
地震にしろ台風にしろ直撃でなければ、日頃の備えで充分対応できると思う。
しかし、直撃されて自宅損壊・備蓄品喪失となれば、
着の身着のまま避難所生活を余儀なくされるという事態も。
それを考えると、遠隔地でセカンドハウスを準備することも検討せねば。
(頼れる親戚はないので)
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