北関東某県教育委員会発行の児童生徒検診資料を目にする機会があった。

 

心電図で所見(異常)のあった比率は

 

2001年(平成13年)

・小学1年生  3.78%

・中学1年生  5.93%

・高校1年生  6.4%

 

2005年(平成17年)

・小学1年生  4.07%

・中学1年生  6.54%

・高校1年生  7.07%

 

 

 

 

2011年(平成23年)

・小学1年生  3.73%

・中学1年生  6.23%

・高校1年生  6.19%

 

2012年(平成24年)

・小学1年生  4.05%

・中学1年生  6.54%

・高校1年生  6.53%

 

2013年(平成25年)

・小学1年生  5.11%  

・中学1年生  7.82  

・高校1年生  7.35  

 

2014年(平成26年)

・小学1年生  4.65

・中学1年生  6.99

・高校1年生  5.70

 

2015年(平成27年)

・小学1年生  5.06   

・中学1年生  7.55  

・高校1年生  7.44    

 

2016年(平成28年)

・小学1年生  5.45

・中学1年生  8.49

・高校1年生  8.42

 

 

以上より、

 

2001年(H13)から2011年(H23)までは、

ほぼ横ばいで推移していた。

 

2011年以降、

2016年までの数字はすべての検診学年でほぼ右肩上がりとなっている。

 

 

さらに2016年(平成28年度)で

8.42%あった高1生が中1生の時(H25)は7.82% 

8.49%だった中1生が小1生の時(H22)は4.19%

 

つまり成長とともに心電図異常が増えているという特徴も読み取れる。

これは正常な変化なのだろうか?

 

 

2017年(平成29年)分はまだ公表されていないが、

もし増加しているようなら専門家はどのような解釈をするのだろうか、興味あるところだ。

 

 

参考までに

 

2012年8月25日記事

「ペクチン」再掲

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ユーリ・I・バンダジェフスキー著
「放射性セシウムが人体に与える医学的生物学的影響」
副題:チェルノブイリ原発事故被爆の病理データ
合同出版刊を読んでみた。

目次は
第1章 人体および実験動物の体内への放射性セシウムの取り込みの経路、および影響因子

第2章 放射性セシウムの体内への取り込みが引き起こす基本的な病変とその形成機序

第3章 放射性セシウムの人体への長期的な取り込みがもたらす帰結

第4章 放射性元素の影響から人体を防護する方法

 やっと今頃読んだのね、と言われそうだが、大変参考になった。

内容は科学的論文と一般解説書の中間くらいのスタイル。
フツーに専門用語で説明している。
グラフも沢山載っていて分かりやすいのだが、よく見るとどのグラフも実人数表記が無いので、
専門家からの批判には耐えられそうもない。

 第3章から、
放射性セシウムによると思われる影響を列記してみる:

・病理検査でびまん性心筋障害、心電図で脚ブロック(子供でも)

・腎臓癌、膀胱癌、肺癌、直腸大腸癌、甲状腺癌

・先天性欠損(部位と発生率の記載無し)

・妊娠初期における胎児死亡率上昇の疑い(公式統計無し)

・急性糸球体腎炎、悪性高血圧、慢性腎不全

・脂肪肝、肝硬変、肝不全、肝癌、ウイルス性肝炎

・男性は女性に比べて腫瘍性疾患と心血管疾患が多く、その結果寿命も男性の方が低下する。

・免疫機能低下による易感染性

自覚症状がなくても、一般健康診断で上記異常を早期に見つけることができるだろうか?
一部、生活習慣病と見分けのつかない症状・疾患もあるので、
放射性物質の影響であると断言できない可能性も充分にある。

 ただ、今後多数の若年者が発病した場合は隠せなくなるだろうから、
福島県内の医療関係者には心して対応して欲しいと願わずにはいられない。

第4章では、
放射性物質の排出を促進する可能性がある物質を提示している。
ペクチン製剤」ということで検索すると、いくつか興味深いサイトが見つかった。



http://blogs.yahoo.co.jp/purelys9/5037641.html

もっともらしい記事なのだが、一部 ? の部分もある。


サプリとしても販売しているようなので、誰か試してみる?
但し過信は禁物。

〜〜〜〜〜〜再掲終了

 

他県の統計はどうなっているのだろうか?

調べるのは骨が折れそうだ。



クリック頂いて有り難う御座います。

fc2ランク