中国が、従来の7大軍区制を、
5大戦区に編制し直したという。
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7軍区というのは、中国を七つに分割した軍事的支配領域で、
北から
・瀋陽軍区
・北京軍区
・済南軍区
・南京軍区
・広州軍区
・蘭州軍区
・成都軍区
この組織が時代遅れになったため、
陸軍・海軍・空軍・ミサイル部隊を統合した、
「総参謀連合作戦指揮センター」を設置した5大戦区に改編することになったようだ。
これにより従来の単なる国土防衛軍の性格から、
地域防衛軍として中国国境を越えて、
辺境利益までを視野に入れた軍事行動を取りやすくなるという。
正確な戦区分けはまだ秘密のようだが、
・瀋陽軍区、北京軍区、済南軍区を一体化して東北戦区。
ーーーー>朝鮮半島と日本、米国を対象とする。
・南京軍区と広州軍区を一体化して東南戦区。
ーーーー>台湾と南シナ海を対象とする。
となり、
日米をにらんで、
今後の作戦・軍事行動はこの二つの戦区が中心的な役割を担うことになるだろう。