スウェーデン・ウプサラ大学の最近の研究によると、
西暦8世紀と9世紀に太陽が大爆発した痕跡が発見されたという。

同程度の太陽爆発が現代に起これば、電子機器等の破壊により文明崩壊の可能性もあり得るだろう。

ということで、2012年6月7日の記事
「西暦775年の超絶宇宙放射線が空海を天才にした!?)を再掲


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屋久杉に宇宙変動の跡
奈良時代の超新星爆発か
年輪を分析・名大グループ

時事通信 6月4日(月)2時8分配信


 鹿児島県・屋久島で伐採された樹齢1900年の
屋久杉の年輪を分析した結果、

奈良時代後期の
775年に宇宙で何らかの変動があったことが分かったと、

名古屋大太陽地球環境研究所の増田公明准教授らのグループが発表した。

超新星爆発か、太陽表面で巨大な爆発が起きた可能性があるという。
研究成果は3日付の英科学誌ネイチャー電子版に掲載された。

 
 研究グループは1956年に伐採された屋久杉を入手。
750~820年に該当する年輪を切り出し、年代測定の手掛かりに使われる炭素14を抽出した。

 
 炭素14の量は、超新星爆発や恒星表面の爆発(フレア)で発生する宇宙線の量によって変化する。
年輪の炭素14は、太陽の11年ごとの活動周期に応じて増減していたが、

775年は20倍多く変化していた。

 
この急激な増加の原因を、超新星爆発と仮定すると、地球の比較的近くで爆発が起きたことになる。
太陽のフレアが原因とすると、通常の1000倍のエネルギーを放つ巨大な爆発(スーパーフレア)が起きた計算になるという。 

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西暦775年に宇宙・太陽から強力なエネルギーが地球に到達したらしいという今回の研究結果は、
天文学・地球物理学・歴史文化史分野等にインパクトを与えるものと考える。

しかしこの宇宙エネルギーが直接なにかの現象を引き起こしたかどうか?
詳細な解明は今後の科学的研究を待ちたいのだが、

「ゲルな夢日記」としては、以下の二点を強調しておきたい。

まず、このグラフはシベリア西部とスカンジナビア北部で調査した西暦1年から1997年の夏の気温変化(推測値)を表す。
下のV印が8世紀後半に相当し、グラフで見る限り夏の気温低下著明である。
    v

気候変動グラフ「西暦535年の大噴火」
      I
こちらは西暦100年から1998年の松の年輪データを元に調査したシベリア中北部ハタンガの気温変化グラフで、
上のI印のあたりが8世紀後半を示し、若干の気温低下の後で気温上昇も見て取れる。

手元にある少ないデータから、
今回発見された西暦775年の宇宙現象が地球気象にかなりの影響を与えたらしいと推測できた。

さて、この年の前年である西暦774年、宝亀5年6月15日、
真言宗開祖弘法大師空海(幼名:真魚)が誕生していた。
空海は日本史上まれに見る天才としても有名である。

西暦775年に降り注いだ太陽(宇宙)放射線を浴びたことにより、
ただ一人、元々特別な遺伝的素因を持っていた(?)空海の染色体DNAにクリプトン原子が結合・励起し、
遺伝子の突然変異を起こしたのかもしれない。

 などと妄想したのは、
イエス・キリストと聖徳太子は、宇宙的干渉により
生まれながらにしてDNAに附属するクリプトン原子が機能していた
ため、超人的であったという奇説(中津川昴、ボブ・フィックス)があるからだ。

DNAとクリプトン原子の結合に関する発見は、人類進化の突破口となるかも知れない。

~~~~~再掲終了

天変地異に関しては、これから何が起こっても不思議ではなさそうだ。


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