4月下旬から5月上旬にかけて中東バーレーン、サウジアラビアを訪問して
5月4日に韓国ソウルへ帰国した68歳の男性が、
1週間後に発熱し、
5月20日にMERS(中東呼吸器症候群)であることが確認された。
病院に入院している間に、同室者2名と男性の妻にも感染し、
この男性の担当である医師も昨日MERSを発症したため、
感染者数が5人となった。
現在最初の男性と接触のあった人々に対して追跡調査が行われている。
これとは別に、アルジェリアから韓国へ帰国した20歳代女性も感染の疑いがもたれているという。
以上、国際ニュースより。
MERS(中東呼吸器症候群)は2012年にサウジアラビアで発見され、
今までに中東を中心としてヒトヒト感染により1139人が発症し
431人が死亡している。
韓国で感染制御が成功しなかった場合、日本にも感染拡大する可能性あり、
今後のニュースを注目したい。
参照:2013年5月30日記事
「MERSコロナウイルスは生物兵器か?」
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中東で発生した新型コロナウイルスによる感染症は、
中東呼吸器症候群MERS(マーズ)と命名された。
WHOの発表では昨日、感染者数49名、死者27名となり、
中東から帰国したヨーロッパ人にも感染が拡大している。
現在、サウジアラビアが流行の中心地であり、中東方面のみならず世界中で警戒が必要という。
GLOBALINCIDENT MAP
http://outbreaks.globalincidentmap.com/home.php
フランスのMERSはまだマッピングされていない。
丁度10年前の2003年3月に、中国ではSARSコロナウイルスの大流行が始まり、
最終的に感染者約8000人、死者約800人を記録した、と言われている。
中国政府による必死の(非人道的?)対応により、なんとか流行を押さえ込んだように見えたが、
その実、元々変異し易いコロナウイルス自体が急速に変異して感染力を失ったのかも知れない、、、。
噂によると、SARSコロナウイルスはイラクが秘匿していた生物兵器であり、
テロリスト・コネクションによって密かに中国へ持ち込まれたのが、
故意か事故により中国広東省で漏洩した、という。
(蛇足ながら、中国奥地には中東テロリストの秘密訓練基地があるらしい。)
今回の新型コロナウイルスもSARS近縁ウイルスであるため、中東のどこかの国が開発秘蔵していた生物兵器かもしれない。
開発者は、もちろんワクチンも保有しているだろう。
SARSは飛沫感染であったが、MERSコロナウイルスによる感染態様の詳細はいまだ不明である。
潜伏期間は10日間くらいと推測されているので、その間に感染者が広範囲移動すれば予想以上にウイルスが伝播してしまうだろう。
わかっているのは、病初期の症状は風邪やインフルエンザと区別がつかず、特効薬もないため致死率が今のところ50%ということ。
今後、鳥インフルエンザと一緒になって流行したら、
悪夢のような世界的パンデミックとなるかも知れない。
~~~~~再掲終了
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