だいぶ前に買ってあった「ゼロ・グラビティ」DVDをやっと見ることができた。
「優秀なメディカル・スタッフのストーン博士(サンドラ・ブロック)は
ベテラン宇宙飛行士のコワルスキー(ジョージ・クルーニー)と共に、
自身初のスペース・シャトルでのミッションに取り組んでいた。
普段と変わらぬ船外活動中に、予期せぬ事態が発生。
シャトルは大破し、宇宙空間に取り残されたストーンとコワルスキーは、
漆喰の闇にのみ込まれる。
恐怖はパニックとなり、あえぐたび残りわずかな酸素が消えていく、、。」
ということで、設定もストーリーも無理があるものの、
映像は素晴らしく、ハラハラドキドキの連続で単純に面白かった。
主人公(サンドラ・ブロック)がシャトルーー>ISSーー>ソユーズーーー>中国宇宙船へと乗り継いで行って、
ギリギリのところで地球帰還に成功するという結末は都合良すぎるか。
サンドラ・ブロックの顔がplasticしすぎて違和感あるものの、見ているうちに慣れる。
対するジョージ・クルーニーは宇宙服姿の吹き替えだけでは何やら分からず、
生顔を見られたのは主人公の幻覚の中だけだった。
一番リアルに思ったのは、
ISS(国際宇宙ステーション)が次第に降下し、大気圏と摩擦を起こして自壊するシーン。
これはなんと、現在実際に起こり始めており、
5月16日、ISSに連結したプログレスM-26Mの補助スラスターが噴射せず、
軌道修正に失敗しとのこと。
このままだと、ISSは降下し始めて、今後の連絡用宇宙船とのドッキングにも支障が発生するという。
万が一ISSにいる宇宙飛行士が緊急に地球帰還する事態になったら
この映画より困難に直面するだろう。
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