昨日今日と仕事がきつい。
お彼岸に千葉方面へでかけようと思っていたのに、
だめそうだ。

今日は、ヨーロッパで日食。
はたして何事か起こるか。




祥伝社刊 小林恵子著 

「海を渡ってきた 古代倭王 その正体と興亡」を一週間前から読んでいる。

日本ではほとんど紹介されていない朝鮮と中国の古文献を基に解説しているので、
日本書紀や古事記を部分的にしか読んでいない我が身にはチンプンカンプンというのが偽らざる感想。

本書帯より

>日本列島の本来の住人は、
東南アジアで紀元前の数千年間にわたって活躍した倭人の後裔であるが、

紀元前数世紀から、中国王朝の変遷や侵略により、長江の南や西アジアまで広範囲にわたる渡来者があった。

>本書で、七世紀に大陸からの最後の為政者が渡来するまでの二千年間足らずの間、
世界を舞台にした倭国の実像と興亡を明かしていく。

 とても全部を解説できないので、目次を紹介。

第1部 
第一章 奄美大島の邪馬台国は海洋貿易大国だった
第三章 列島に定着した月氏族
     ・天皇家のルーツ、休氏とは
     ・大和地方へ侵入する大月氏

第2部 第一次神武(大武神)第二次神武(東川王)
第一章 南下する扶余族
第七章 高句麗王から神武天皇へ

第3部 倭国に侵攻する騎馬民族
第四章 神功皇后と仲哀天皇、そして武内宿禰
第五章 応神天皇に変身した者

第4部 「倭の五王」の真相
  ・高句麗王から倭国王になった謎の人物

第5部 倭国を往来する西アジア騎馬民族
第一章 継体天皇の出自
    ・アケメネス朝ペルシア王の即位年と神武元年が一致する理由
    ・騎馬民族エフタル
第四章 倭王と百済王を兼任する餘昌
第五章 倭国に上陸する聖徳太子

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以上、刺激的な項目が続くのだが、

高句麗や百済、騎馬民族の王族が沢山でてきて、
しかも場所(国)によって氏名が変わるので読むのには大変骨が折れる。

 卑弥呼の起原については、
不思議にもマクモニグルの透視と一部一致している。

 一番の目から鱗として、
神武天皇も継体天皇も聖徳太子も、
渡来人だという解説には驚くばかり。
 もしかしたら禁書になるかも?


(本書を読んだら、BSTV朝の放送、
百済朝武寧王の王女「スベクヒャン(守百香)」という番組を興味深く感じた。
倭からの贈り物として、翡翠の大玉がでてきたりして。)


 



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