これからしばらく仕事が重なり余裕なく、
本日は過去記事再掲。
2012年9月7日「美しくも恐ろしき病原体」
http://ameblo.jp/rakuouyotimu/entry-11348231739.html
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人間の免疫が低下する時代になったという。
乱開発による新興感染症やら再興感染症が出現し、
抗生剤の濫用による多剤耐性菌も話題になる昨今。
そこで本日は病原体電子顕微鏡画像をご紹介。
エボラウイルス:
全身から出血し、致死率60%の恐るべき病原体。
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©Eye Of Science/SPL/Barcroft
痘瘡ウイルス:既に絶滅を宣言されているが、
研究所等には保管されている.
生物兵器として使用されたら免疫の無い現代人はひとたまりも無い。
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©Eye Of Science/SPL/Barcroft
髄膜炎菌:髄膜炎の原因菌
最初は風邪のような症状から始まり、
治療が遅れると重篤になるので要注意。
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©Eye Of Science/SPL/Barcroft
肺炎球菌:高齢者には予防接種も有効かも。
©Eye Of Science/SPL/Barcroft
ペスト菌:中世ヨーロッパで大流行。
当時の人口が3分の1になるほど?猛威を振るった。
かのノストラダムスも予防に一役かったとか。
大腸菌:フツーに腸内に存在するものの、
ベロ毒素を産出する病原性大腸菌は命取りに。
生肉の摂取は厳に慎みましょう。
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©Eye Of Science/SPL/Barcroft
炭疽菌:米国で郵便局員が犠牲になったことも。
生物兵器・テロに悪用されやすい。
白い粉を見たらこれと思うべき?
効く抗生剤があるので敗血症になる前に内服を。
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©Eye Of Science/SPL/Barcroft
結核菌:古くて新しい病原体。
戦後、治療薬のお陰で感染者激減したものの、
最近は多剤耐性結核菌が出現しており肺病の悪夢が甦る。
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©Eye Of Science/SPL/Barcroft
ライム病ボレリア菌
ダニに刺されて感染する。未治療だと髄膜炎や脳神経炎にまでなってしまう。
清潔な環境を維持したい。
ヒトパピローマウイルス:ご存じ子宮頸癌の原因ウイルス。
SARS サーズコロナウイルス:中国で猛威を振るったが、さすが独裁国家。
強権により感染者を隔離して収束させた。
いつ再出現してもおかしくは無い脅威の肺炎。
インフルエンザウイルス:
強毒性新型の出現は時間の問題か。
豚や鳥から直接感染する時代がきっと来る。
今年ももうすぐ予防接種の季節になるけど。
麻疹ウイルス:日本は輸出大国の汚名を返上できるか。
根絶には今一歩というところ。
以上、美しくも恐るべき病原体特集でした。
(モノクロ電顕画像に擬似カラー加工)
病原体も日々変化・進化しているようなので、
丈夫で長生きするために、
せめて健康に良くない習慣は是正しましょう。
~~~~~~~~~~~再掲終了
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