国内は御嶽山噴火のニュースばかりだが、
TVの国際ニュースではイスラム国空爆のニュースを押しのけて、
連日、香港での大規模デモの様子を詳細に伝えている。
昨日は金融街に集合した7万人の大学生達を排除するために催涙弾を使用、
中国本土から派遣されたと見られる軍人が銃を構えている姿もテレビ画面に映しだされていた。
一連の弾圧には一般市民も反発を強めているようだ。
民主的選挙を求める学生運動の勢いが衰える様子のない反面、
中国共産党政府から指令を受けた香港政庁側は強硬な姿勢を崩していない。
習近平は絶対に譲歩せず、
この騒乱を収めるように香港側に指令を出し、
外国からの干渉も断固として排除するという。
このままでは天安門事件の二の舞になるのだろうか?
台湾の学生も同調して運動を開始しており、
情勢は予断を許さないほど緊迫している。
中国国内では香港騒乱の情報をブロックしているようだが、
明日から国慶節となり本土から香港への観光客も大勢来ることから、
騒乱状況は自然と中国国内にも知れ渡るだろう。
国内での暴動誘発を警戒する中国の次の一手は、
11月のAPEC開催を犠牲にしてでも、
日本を攻撃することで切り抜けようとするか?
中東に西欧もアジアも巻き込んで、
10月は大動乱の始まりとなりそうだ。
10万人の抗議デモで埋まる香港市街
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