ヴィンセント・ギリェム著 小坂真理訳
「魂の法則」を読んで見た。

すでに他サイトで翻訳が無料ダウンロード可能というものの、ナチュラルスピリット社刊の単行本を注文した。

目次 
第一の法則「進化の法則」
第二の法則「自由意志の法則」
第三の法則「霊的裁きの法則」
第四の法則 「愛の法則」 

前半に盛られている情報は、すべてどこかで読んだことのある内容ばかりで特に新奇性は感じなかった。


>地球の波動と調和できない魂は、死後は地球で転生するのをやめ、
自分と同じ進化レベルの他の惑星に生まれ変わるようになる。

>地球がレベルを上げた場合には、波動レベルの上昇自体が、
その域に達しなかった魂がこの世に生まれ出ることを不可能にする、、。

これはいつもブログで話題にするテーマ。
個人レベルではもうすでに方向性は決まり、選択は終了したかもしれない、、。


本書の後半部分におけるエゴの解説は参考になった。

魂の進化の度合いによりエゴから真実の愛へと進む過程で、
現在の自分がエゴ克服のどの進化段階に居るのかを、
解説を読みながら当てはめてみることができる。

できるだけ客観的に己の心・行動を検討すると、
エゴの三段階(虚栄心、自尊心、自負心)のどれかに当てはまることが認識できる。

人類の4分の3がまだ、虚栄心の段階にあるという。確かに。

>自負心のある魂は、君たちの若い惑星では僅かだ。
大半はより進化した他の惑星を故郷とする魂で、地球の平均的な魂よりも、
霊的な年齢では何千年も年上かもしれない。

>地球に来るのは、自分の短所を表面化させるにはちょうといい環境だからだ。
地球は不正や忘恩に満ち溢れた惑星なので、これらの魂は自分の欠点と意志力を試そうとするのだ。

>謙虚さに欠けて愛情の共有が困難である、という自己の欠点を克服するためには、他者を援助して鍛錬することが役に立つのだ。



・・・・もう十分だから早く元の星へ戻りたいという人もいることだろう。



本書の内容は盛りだくさんで、読者によって共感できる部分は様々に異なると思う。
それでも従来のスピ的知識を整理するのに役立つことだろう。


後半でキリスト教の権威を否定しているため、本国スペインよりも日本でより受け入れられ易いと考える。

但し、著者がアストラルトリップして獲得した情報なので、
あくまでも幽界情報であるという点は注意したい。

幽界そのものの変化や、
現在進行している地球の変化と未来についてもっと詳細が語られていたら、
より一層の興味が湧いたことだろう。








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