群馬県にある富岡製糸場の世界文化遺産登録が確定的となり、
毎日沢山の観光客が訪問して活況を呈している。
昨年までは閑散としていたのだが、地元の商店街は大喜びだろう。
この決定には、明治時代の日仏関係も大いに関係あると雑誌に載っていた。
月刊テーミス 6月号
「皇后陛下 ご養蚕で発覚した皇室の危機」
>(パリに本部があり事前審査をする)イコモスが注目したのは、
富岡製糸場の、、工場の建築資材から機械、専門家に至るまで当時、フランスの技術が導入された。
>今年2月、パリで美智子様の養蚕を紹介した
「蚕ーー皇室のご養蚕と古代ぎれ、日仏絹の交流展」が開かれたことが世界遺産登録の決め手となった。
イコモスの関係者もこの展覧会に足を運んでいる。
>皇室の養蚕は、明治天皇の皇后である昭憲皇太后が明治4年に復活された。
以来、貞明皇后、香淳皇后へと受け継がれ、1990年からは美智子様が紅葉山御養蚕所で育てられている。
問題なのは、この伝統がいまだに次代へ引き継がれていないこと。
秋篠宮家の皇女様方は幼少の頃に養蚕のお手伝いをされたことがあるらしいのだが、
結婚してしまえば皇籍を外れるので、選択肢は少ない。
皇位継承順位1位殿下の妃殿下も、その皇女様もオカイコサンを触れるかどうか。
その他諸々、次代のことを考えるとかなり深刻な相克がありそうだ。
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