昨日、静止軌道電子グラフに変動が出現したため、本日午前9時頃より、
地震に要注意。
http://www.swpc.noaa.gov/rt_plots/elec_3d.html
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昨年2012年10月4日の記事
「古代人は110Hzがお好き」で、古代遺跡の音響特性について論じた。
http://ameblo.jp/rakuouyotimu/entry-11370296356.html
地中海マルタ島にある世界遺産、
「ハル・サフリエニの地下墳墓」を研究している
古代神殿研究財団の音響考古学者Linda Eneix博士が明らかにしたところによると、
この遺跡の祈祷ホールの音響特性は110Hzの音が共鳴する構造になっているという。
Wikipedia
マルタ島ハル・サフリエニ遺跡の地下墳墓
この遺跡は6000年前のものと考えられており、制作者不明。
2008年には既に、健康な成人を対象としたカリフォルニア大学の脳波測定で、
さまざまな周波数の音のうち、
110Hzの音を聞いた時だけ、前頭皮質の活動パターンが急激に変化し、
言語中枢の非活性化と、
情動処理における優位性が左脳から右脳へ一時的に変移するのが確認された。
この変移は90ヘルツでも130ヘルツでも発生しなかった。
これを受けて、近い将来、ハル・サフリエニ地下墳墓の祈祷ホールにおいて、
自然の110Hz音響を使った実験が計画されている。
6000年前、このホールにおいて神官がバリトンの声で祈祷し
110ヘルツの音がホール全体に共鳴する中、
それを聞いた民衆は変性意識状態になり、
見神体験か心理的カタルシスを体験したのだろうか?
それとも催眠・洗脳されたのだろうか?
上記Linda Eneix博士によると、アイルランド、イタリア、トルコ、エジプト、メキシコ、ペルーの神殿遺跡でも
マルタ島の遺跡と同様の音響特性があるという。
古代人は、
人々に特定の感覚的効果を生じさせる音響構造を備えた神殿建築に
精通していたということか。
~~~~~~~~~~再掲終了
最近になって、英国ソールズベリー近郊にあるストーンヘンジを形成している岩石、
「ブルーストーン」にも不思議な音響特性のあることが発見された。
http://ovnihoje.com/2013/12/05/cientistas-revelam-as-extratordinarias-propriedades-das-rochas-de-stonehenge/#axzz2mvgpMz2h
>遺跡の目的については、太陽崇拝の祭祀場、古代の天文台、ケルト民族のドルイド教徒の礼拝堂など、さまざまな説が唱えられているが、未だ結論はでていない。
円陣状に並んだ直立巨石とそれを囲む土塁からなり、
世界で最も有名な先史時代の遺跡である。
考古学者はこの直立巨石が紀元前2500年から紀元前2000年の間に立てられたと考えている。
しかしそれを囲む土塁と堀は紀元前3100年頃まで遡るという。
WIkipedia
>ブルーストーン(火成岩のドレライト)は250km離れたウェールズのペンブロークシャーにあるプレセリの丘から人間の手で運ばれてきたと考えられてきたが、
最近、アイリッシュ海氷河による氷堆石がより近くにあったという説が出ている。
その他の起立した石は約4トンあり、ほとんどがオルドビス紀のまだら模様をしたドレライトだが、
流紋岩、凝灰岩、および火山灰と石灰質の灰を含んでおり20種もに分類される。
Wikipedia
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ロンドン王立大学のポール・ドゥブロー博士とジョン・ウォーゼンクロフト博士によると、
ブルーストーンの産地であるプレセリの丘にある岩石のうち、
最高20%ほどの割合で、打撃によって金属音を発する岩石が存在するという。
(元サイトの動画を見ると、小石を岩石に打ちつけ、カンカンと音を出している)
地元の伝説によると、この石には魔力と治癒力があると信じられている。
この理由で、ここから切り出され遠方にあるソールズベリーの地でストーンヘンジとして利用されたのだろう。
ストーンヘンジで祭事が催された時、
歌声やオラクルと共に石を叩いて特殊な金属音を共鳴させていたのかも知れない。
遺跡内における音の反響状態を科学的にモニターすると、
(もしくはコンピューターでシミュレーションすれば)
新たな発見があるかもしれないので、今後の研究に期待したい。
ソース: www.sci-news.com
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