昨日のニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131203/trl13120319310003-n1.htm
を見て暗澹たる気持ちになった。
今年8月、都内の28歳の女性が腹痛で救急車を要請し、某診療所に搬送・入院となった。
しかし、充分な検査をされること無く?消化器系の疾患と診断されて、
経過観察となり、8時間後に死亡したという。
女性の遺体は行政解剖されて、死因は子宮外妊娠破裂による失血死と判明した。
これを受け遺族は、診療所医師とこの診療所を救急医療指定した東京都を提訴したという。
むべなるかな。
このケース、始めから総合病院に搬送されていれば確実に助かっていただろうと想像される、残念な事例だ。
なぜ救急車はこの診療所に搬送したのか?
この診療所には充分な検査機器が設置されていたか?
緊急手術ができる体制があったのか?
行政が医療機関を救急指定する基準はなにか?
等々の疑問は裁判の過程で明らかになるかも知れないが、
医療技術の進歩した今の日本、助かるべき命は助かって欲しいので、
システム的な欠陥を極力改善して欲しいと願わずにはいられない。
現状は、
救急車に乗ったら、後は運任せ、なんて。
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