http://ameblo.jp/rakuouyotimu/entry-11022487051.html

2011年9月19日の記事
「ペニー・ケリーの不思議体験」
で、未来社会の様子を少し紹介した。
この記事を再掲して、本日のテーマに繋げてみたい。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「Robes」という本を読んでみた。



ある日、茶色のマントを着た、背の低い存在が現れ、

テレパシーで未来の映像を見せられたという体験談。
 

 人間による自然破壊と地球自体のサイクル変化により、
結局 気候激変が起こってしまい、
それが原因で食糧生産減、飢餓、暴動・内乱、戦争、感染症の蔓延へと波及して
全世界的に社会崩壊が進むというヴィジョン。

人類が創造性発揮の方向へ進むか、破壊の方向へ進むかの瀬戸際にあるため、
どこかの存在が忠告に来たということらしい。
 
 本書の予想では、今世紀中に世界人口が激減し、400年後には3000万~4000万人になっている。

つまり世界は今後、毎日10万人単位で人口減に見舞われるらしい。

今世紀中の各国主要都市の変貌ヴィジョンでは:

サンフランシスコ・・被害少ないが縮小
シカゴ・・・・・・・元の大きさの半分に
デトロイト・・・・・実質消滅
ニューヨーク・・・・一部消滅、残りは浸水により居住不能
マイアミ・・・・・・町は縮小し沿岸部は隆起
ロンドン・・・・・・海進により分断、縮小
パリ・・・・・・・・戦渦に見舞われたかのようで無人
香港・・・・・・・・同様
東京・・・・・・・・存在していない
ロサンジェルス・・・一部は破壊されて縮小。地震と戦争によるか。
メキシコシティー・・部分的に地面に飲まれ、断片化
サンパウロ・・・・・疫病、戦闘、地震により人口激減
リオデジャネイロ・・同様
カルカッタ、インド西部全都市タイ・カンボジア・ミャンマー各国沿岸部
 ・・疫病・内乱・異常気象地震・洪水により都市荒廃。
シンガポール・・・・都市は無傷だがゴーストタウン化
カイロ・・・・・・・砂漠化し、廃墟にて少数集団が戦闘
モスクワ・・・干ばつ・水不足により大部分がキエフ、オデッサ移住

 生き残った人々は、各地で1000人単位の独立した村を構成し、自然の法則を尊重した自給自足社会で生きることになるようだ。各村間では物々交換が行われている。

 今のままならこうなるだろう、というお話し。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~転載終了



現在のエジプトの内乱を見ると、未来のカイロが荒廃しているという予見も納得できる。

世界各地で社会の荒廃が進むとしても、
崩壊していく過程でなんとか未来へ繋がる生き方を選択するチャンスもあるだろう。

 ペニー・ケリーが見せられた400年後の世界では、
世界各地で人々はドーム状構造物に囲われたエリアで集団生活をしていた。
それは決して原始的な共同体というわけではなく、
高度な科学技術を保持しつつ共同体単位の自給自足を達成していた。

 このビジョンをゴールとすると、
今から準備していく必要があるかもしれない。

 家族を単位として100戸、400人ほどの人数のモデル共同体で、
自給自足の小さな村を構成することがスタートとなるか。

 それは様々な職種の人々の集まりであっても、
地球の自然環境保持という共通の理念を持って生きることの出来る人達が力を合わせる社会となっている。

最初は単なるサバイバル意識があったとしても、高度な理念が無ければ維持できないだろう。
 そして、このような村に属さず、孤立してしまう個人は生活が成り立たなくなるような状況が、
そんなに遠くない時期にやってくるだろうか。
(私のような一匹狼タイプは真っ先に滅ぶ?)

 自然変動と社会変動によって最悪の状況に陥る前に、
新しいテクノロジーを携えた人々を中心にして、
自ずからこのような方向に進んで行くのではないだろうかと夢想している。

 国内の様々な場所で、多様な人々が行動していけば、
全ては無理としても、どれかの集落が生き残っていくだろう。
 



クリック頂いて有り難う御座います。
fc2ランク