2003年サンマーク出版刊
「生き方は星空が教えてくれる」木内鶴彦著
には、”天界の音楽”について以下の記述がある。
「ひとりになると山は静けさに満たされます。
星と私だけの世界。
そんな静けさの中で星のきらめきを見つめていると、
小さな星のかすかな瞬きが音になって響いてくるのを感じることがあります。
特に細かい星がたくさん集まっている天の川は、実に繊細なメロディーを聴かせてくれます。」
転載終了
これは具体的には、
夏の夜空の「わし座から射手座」にかけての天の川のことで、
星々の色合いの相違が音色、明暗の相違が音の強弱で表され、
全体として
バッハの「チェンバロ協奏曲第3番」になっているという。
バッハは星空を眺め、実際に音楽を聴いていたのだろう。
また、木内氏の意識体験では、
膨大な意識の世界から三次元に戻って来るときに、
「ダッタン人の踊り」の曲が聞こえたという。
ボロディン作歌劇イーゴリ公より「だったん人の踊り」
この曲の9分25秒ポイントから10分47秒にかけてが相当する。
逆に、三次元から意識世界へ抜ける時に聞こえる音楽はありますかと質問したら、
覚えがないと答えられた。
音楽之友社刊「音楽と無意識の世界(音楽によるイメージ誘導法)」
ヘレン・ボニー、ルイス・サヴェリー著
には
霊的な変性意識状態を体験するための楽曲として、
フォーレ 「レクイエム」より第7曲「天国にて」
ラフマニノフ 「ヴォカリース」
グノ- 「聖チェチーリア荘厳ミサ曲」より「サンクトゥス」
バッハ 「ロ短調ミサ」より「クレド」
他を挙げている。
一時期私は熱中してこれらの曲を聴いた時期もあったが、
変性意識状態にはならず、良眠するばかりであった。
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