GOES衛星データに変動あり、
本日より3日間、地震に注意。
場所は、関西方面。


<さらばアトランティス・・・愛をこめて> 第52話




原作:ドラゴン     編集:FUKATI




これまでの主要登場人物




フーカ:レムリアの叡智を受け継ぐアトランティスの老神官・祭司長

   (現代ではこのブログの管理人FUKATI !?)


・ハロンの科学者サマ博士:フーカの弟子。生き残りミッションを担当。

・ヨーシ総統:前提督を暗殺し帝国乗っ取りに成功した。

・宮殿長ヒーロ、その部下ローキ

・宇宙観測所所長デープ

・官房室長・広報室長ロミ

・その部下ミチ・・秘密情報員で巫女

・秘密警察長官ターナ

・取調室長マーク


・警護官長マーサ


・黒魔術集団頭領スーガ


・黒魔術師ワーラ

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「フーカよ この時をどんなに 待ち望んだか。


 いざ 勝負だ! 」




「その前に 一つ聞きく事がある。


アトランティスの内乱に関与したのか?


それも核弾頭とは?


天もきっと嘆いていますぞ! 」




「儂は、そんなゲスのやるような事は、しない。


 まぁ 心当たりがあるとすれば弟子のワーラが 、
あのバカな スーガに恥をかかされ その報復だろう。




それよりもこちから行くぞ 。


手加減は、しない 。


闇のエネルギーを受けて見ろ! 」




「来るなら遠慮は要らない! 」




島 全体が暗闇に包まれ、 轟音と共に 稲妻が走りだした。




フーカの足元辺りに飛来した 稲妻目掛け、 


今度は、フーカが「 天よ光よ我に力を与えたまえ!」


と叫ぶと、




 闇を覆う暗雲の雲を切り裂いて、 光が スーガの頭上を指した。




「フーカよ、中々やるでないか!」




「そう言う御主も中々では、無いか。


こちらも手加減は、しないぞ!」




「望む処だ! 」




フーカとスーガは、一進一退の攻防を繰り返していた。




遠く離れた陸地からは、


島から 立ち上る 大きな 竜巻と 稲妻と雷光の 異様な様子を 、


ターシャと傭兵たち、そして 助けられた巫女たちが 固唾を飲んで 見守っていた。








<さらばアトランティス・・・愛をこめて> 第53話








ジャナイ島での 凄まじい闇と光のエネルギーの格闘を、


ターシャを初め 救出された 巫女たちが 心配そうに シッブの中で見守っていた。




ミチがターシャに、 


「ターシャ様 、これから私たちは一体どうすれば良いのでしょう。


 助けられて 大変嬉しい反面 、




今 アトランティスの首都 パーベリーが 核弾頭の餌食になっていて 危険な状態なら、


 今後私たちはどの様にしたらよいのか。




目の前が 真っ暗になりますわ! 」




ロナとマミも 、ターシャに どうしたら良いのかと 不安と恐怖の心境を語り初めた。




その時 ターシャは、フーカのかつての言葉を思い出して、




「大丈夫ですよ 皆さん 。


私たちの 光の心に 全てを 委ねれば 、


何も怖がり 恐れる事は、ありません 。


大丈夫ですよ! 」




巫女三人を ターシャが 優しく 両手で包み 抱きしめた。 




ミチが 、


「何て 暖かい温もりなんでしょう。」




「マミも このままずっといたい!」




「ロナも こんなに 癒されたのは、初めてだわ!」




 暫くして ターシャが、




「 皆さん 、フーカ様がおっしゃってた ハロンの地へ行きましょう。


機長さん、 急いで ハロンに 向けて 出発して下さい!」




「ターシャ様、かしこまりました。が、 フーカ様は! 」




「フーカ様は、光を信じ 、己を信じて 最後の学びに 勤しんでいます。


いや 楽しんでいます。


それを邪魔しないで 私達は、私達の学びの為に 進みましょう!」




「分かりました。 それでは、シッブをハロンへ!」



そう言うと操縦士はシッブを発進させ、悪魔殿を後にした。
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第53話終了



明日の記事更新はお休み致します。






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