先日、中国北京の大気汚染が報道されていたが、まだまだ続いているようだ。
昨年この問題を記事にしていたので一部再掲する。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2012年6月14日


北京大気汚染モニターby米国大使館



北京の大気汚染調査結果を公表するのは内政干渉だ!

と中国政府が米国に抗議したというニュースを目にした。



早速、在北京米国大使館による同敷地内大気汚染モニター結果を見てみた。



正式名称は

U.S Embassy Beijing Air Quality Monitor



となっており、



吸い込むと肺にダメージを与える2.5ミクロン以下の微粒子数をカウントして公表している。

あくまでも1地点のモニターであるため、北京市民全員に当てはまる健康調査ということではない。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ということで最近の在北京米国大使館大気汚染モニターグラフを見ると、

2013年

http://beijing.usembassy-china.org.cn/aqirecent3.html

120
1月20日(日) 21日(月)

Very Unhealthy
レベル:
 心臓・呼吸器疾患のある人、高齢者、小児は屋外での活動を避けるべき状態。
一般人も長時間の外出や屋外での重い身体負荷を避けるべき状態。
であった。





122
21日(月)  22日(火)

若干改善していた、







123
23日(水)  24日(木)

23日には「危険レベル」:全ての人は、屋外活動を避けるべき状態。
心臓・呼吸器疾患のある人、高齢者、小児は屋内に留まり活動を控えるべき状態。
となっていたのが、

24日、突然良好レベルに戻った。
北からの強風でも吹いたのだろうか。






24pm
24日(木)   25日(金)

そして本日は少しずつ上昇中である。


北京を覆っているこの汚染微粒子と西域砂漠地帯からの汚染黄砂が、
春になると風に乗って大量に日本に降り注ぐこととなる。
花粉症どころではない重大な問題、
新奇ウイルス感染等を惹起する可能性を指摘したい。

 個人でできることは体力温存、免疫強化くらいか。
通年マスク使用で自己防衛も。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~









<さらばアトランティス・・愛をこめて> 
第12話
原作 ドラゴン






観測員のデーブが 血相を替え 所長のスーズに 報告をした。




スーズは、二日酔いの頭痛で集中できず突飛な話しに 




「デーブ君、頭を冷やして来い!頭がわれそうだよ!」と返した。




「良いのですか毎日二日酔いで。このままだと 観測所の皆がコーン提督閣下より死罪を申し渡されますよ!」とスーズ。




「なんだと、それが上司に対する口の聞き方か!」と所長が怒ると、




「頭を冷すのは、あんただよスーズ所長。この赤外線望遠鏡を通した水晶の画面を良く見て下さいよ!」




 「なんだこれは!急いで 宮殿へ知らせるのだ。時間が無い!他の者たちは、急いで割り出せ!距離と場所を割り出せ!」と所長は慌てて怒鳴った。






それから数日が経った。 




宮殿にアトランティスの主だった実力者と政治家、軍人たちが一堂に会していた。




勿論、エリート学者たちからレクチャーを受けた後は、全員が言葉を失っていた。




呆然となり、何のためにここまでガムシャラに戦争に明け暮れたのか!と嘆息し、




何のために出世したかったのか!一生安泰に地位、名誉と物質科学が有れば全て満たされたと高をくくる一同の脳裏には、母なる地球の危機にどういう対応をするのかまでは思い至らなかった。




その中にあって、ただ 二人冷静な判断をする者がいた。




それはコーン提督と祭司長フーカであった。




最初に言葉を発したのは、コーン提督だった。




「祭司よ。遠い昔、あなたが 偉大なアトランティスの若き学者だった頃、同じ様な危機に直面した時 、それを回避した知恵を是非また発揮してもらいたい。偉大なるフーカ祭司長!」




一同が我に帰り、フーカに注目した。




フーカ曰く、


「それは、遠い昔の事!今は学者としてでは無く、神に使える神官として 申し上げます。


皆様、今、若い学者のレクチャーを聞きいて明白になったように、早くて 数年以内に隕石群の落下で地球が破壊的なダメージを受け、アトランティス滅亡どころか、人類滅亡、地球破壊の危機となります。」




「今まで自分たち、いや、自分だけ良ければ 全て善しという考えにドップリ漬かっていた皆さんには、やっと考え直さなければいけない事に気づいて頂かない限り、私からは何も申す事はありません。」




「あの若き時には、まだ アトランティスにも文化がありましたし、まだ宇宙の叡知を知り、宇宙と共に生きると言う科学にも倫理観がしっかりあり、その情熱が隕石を回避出来た勝因でした。


今のアトランティスには、残念ながらそのような情熱はありません!」




「フーカもう良い、もう解った。皆の者、下がってくれ。この場は、祭司長と私とで 話しがしたい。」とコーン提督。




一同下がれの 声に皆が退席を余儀なくされた。 


                                          


二人きりになり提督は、フーカに対して 親しみを込めて幼い頃 の呼び名で 、




「フー先生!フー先生 頼む。ここは、何とか 知恵を授かりたい 。


私とて 皇族同士のアトランティスの内乱を抑えた時、愛には、愛を持って抑えたつもりが、いつのまにか 剣を手に持っていた。



やがていつかは、この剣で自分も処される事は、幼少の頃、フー先生から 嫌と言う程聞かされ、今でも それを思うと 良心の呵責にさいなまれる。



がしかし、もうひとりの自分から、逆に誰かが 剣を持たなければ アトランティスは、滅びる。また 母なる地球も滅びるという思いも湧き起こる。



それならそなた(コーン)は、天に代わり、その剣で聖なる母なる地球を救って下され。
それも役割なるぞよと 毎晩 夢でうなされ、ようやく決意して実行に移して数十年。
ようやく願いを叶えた 矢先にこのような事態になるとは!
しかし これも 定めとならば あきらめましょう !」









 
第12話終了



クリック頂いて有り難う御座います。

fc2ランク