今日は1.11

なんとなく、気をつけなければいけない日に思える。


一昨日、9日に小惑星アポフィスが地球接近したと話題になっていた。
NASAは2036年にこの小惑星が地球に衝突する可能性を否定している。

ap
http://www.nasa.gov/mission_pages/asteroids/news/asteroid20130110.html

シンクロというわけでもないが、
小惑星爆弾へと物語は続く、、、、


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<さらばアトランティス・・・・愛をこめて>  (~9)


 原作 ドラゴン  編集 FUKATI


「これで謎解きは終わった。


それでは地球衝突のXーDayはいつになるのだろう?


どれほどの規模の 隕石衝突 なのだろうか!?


彗星なのか?小惑星なのか?」




トルはさらなる調査に数ヶ月を費やした。




その頃、ムーとアトランティスの戦いはアトランティス側の勝利に沸き上がっていた。




ムーは、核爆弾と波動照射で 跡形も無く破壊され、大陸の沈下が方々で始まって完全に海に沈んでしまう寸前だった。




大陸間戦争の勝利に 酔いしれる アトランティス帝国に背を向け、トルはXーDayの詳細分析に明け暮れていてた矢先、フーカより呼び出された。




「先生!急ぎの用とは?」




「 トル君、君がいま探しているモノ とは!この 彗星と惑星の残骸ではないのかね! ?」




「なぜ先生はそれをご存知なのですか!」




「それは、私達が若い時すでにその事実を知り、原子力ロケットを使って彗星の軌道から天体の残骸の軌道を外すことに成功していたのだ。


多少の隕石の落下は起こりうるだろが、地球滅亡の危機は脱しているはずだが!」




「しかし、レムリアの伝承にあったとは!」とフーカは語った。




「先生がたは、何故 それを知ったのですか?」




「それは、神官ならば天体の動きや運行などは、当たり前に把握している。


 ただ現在の若い学者や神官には宇宙哲学が無く、自我欲望が強くて殆んど宇宙倫理観も欠如している。


君くらいだよ、正式に天文現象を把握し測定出来る学者は!


もう一人いるとすれば 、コーン提督 くらいかなぁ! 」






「先生は、これからのアトランティスをどのように導こうとお考えですか?」




<さらばアトランティス・・・・愛をこめて>(10)




このトルの質問に対して、フーカは落ち着いた面もちで、


「なるがままの流れに任せるのだ。」と言った。




奥深くも茫然とせざるを得ない答えにトルは、


「それでは私は私なりに、その流れを創造の下にすべてを懸けてみます。」




「やって見るのかトル!」




「 はい 先生! 」




「まぁ、それもまた然り。幸運を祈る!」




神殿を後にしたトルは、信頼出来る学者仲間たちと一緒に、彗星の軌道と外れた 隕石(岩石塊の残骸)の位置確認作業を急いだ。




ようやく軌道を洗いだしたトルは、仲間の学者たちにこれから 行うミッションを詳しく説明しはじめた。




まず最初に、宇宙のモクズと なっている隕石の波動測定を行う事。




次に、波動照射増幅機械をその周波数に合わせ、太陽からの波動と連動共振させてから隕石目掛けて照射する。




その修正軌道の微調整は、なんとトル自身の眠れる右脳を使い、スーパーコンピューターを越える無限の力を出すという計画であった。




これは人間誰でも持っている内在の宇宙意識にアクセスして、宇宙の愛と感謝と調和を念頭に想念し、それを大きな波動パワーに乗せて発射するというメカニズムだった。




神殿の中で夜通し祈る人々の想念波動も共に乗せ、その波動も共振させて隕石に念波動を送信し、地球へ向けて牽引するのが最終目的である。




それはかつてレムリアがこの地球のリセットを企てた行為を、トルをはじめとする 心ある学者たちの手で完遂するということであった。




天体爆弾をアトランティスに投下する!




これは情けでは決して出来ない、地球愛、宇宙愛 に基づく意志の結晶だった。

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第10話終了






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