昨夜は、彗星探索家で長野県佐久市在住の木内鶴彦氏講演会へ行ってきた。

この会では今年最後の講演となるため、内容はこれまでのまとめ的お話で、
地球太古の大変動から近未来の経済変動・食料危機対策等、網羅的に淀みなく展開された。
(ノアの方舟のお話は興味深かった)

とりわけ未来ビジョンで見えたテクノロジーに関する内容は示唆に富んでおり、
例えば太陽光利用装置・蓄電器、人体の波動調整装置等、
木内氏ご自身で今後開発を進めて行きそうな勢いを感じた。

 講演の隙を見て、個人的に興味を持っている事柄を聞いてみた。

今年末から来年2013年に地球へ接近する天体である、

小惑星フェートン、小惑星トータチス、
3月のパンスターズ彗星(C/2011L4)、
11月のアイソン彗星(C/2012S1)

について伺ってみた。

このどれも
地球衝突の危険性は無いとのこと。
太陽に近づくにつれ、自然に分裂自壊してしまうらしい。

 それでも、そのうち地球に衝突する天体があるのではないか?と尋ねると、

「(私が見てきた)地球には未来があるからそんな心配する必要は無い。」と話された。

何故なら、1994年7月にシューメーカー・レヴィ第9彗星が木星に衝突した時、

直径1Kmの彗星核の衝突で木星表面には地球サイズの衝突痕
ができたことを考えれば、

地球に天体衝突が起これば人類絶滅になってしまうからと説明された。

1994年SL9木星衝突痕

木星衝突痕
Wikipedia


さらにしつこく、
NASAは地球接近天体の爆破準備や、
沿岸部からの避難準備を進めているのではないか?
と畳みかけると、

そんな話があれば、真っ先に自分(木内氏)にも連絡くるはずなので、
あり得ないと、私にたいしてあきれ顔で否定された。

 確かに、天体衝突による人類絶滅などというシナリオは存在せず、
この世界は未来へと継続していくのだ。

 ただ、その世界は、かなり酷い状態になっている可能性は高いのだが、
木内氏の現実的ご活躍のお陰で、少しは希望の光が射して来ているようである。


追記:10日と11日、二日間の合計アクセス数が105382PVを記録した。
円盤墜落記事が尾を引いた形であるものの、本日はやっと以前のペースに落ち着いたようである。
せっかくのアクセス急増も一過性で、固定読者増加には繋がらないみたい。


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