話題の本を買って見た。


富士山本

海洋地震学者 木村政昭 琉球大学名誉教授
防災アドバイザー 山村武彦  共著 宝島社刊

この本の中で最も注目すべきは、
木村政昭名誉教授が提示している「地震の目・噴火の目」図中の地震・噴火時期予測。
(2012年3月29日現在)
それによると、

富士山噴火 2011年から4年以内

・沖縄地震     M6.7    2010年~2016年

・九州南端地震 M7.0         2016年~2024年

・北海道西沿岸地震 M7.5 2016年

・三陸沖地震  M8.0          2017年~2023年

・鳥島近海地震 M9.0          2023年~2029年

・福井県沖地震  M7.4      2026年~2029年

房総沖も伊豆半島沖も東海も、全然兆候は無いとのことだが、他方、

 ・浅間山噴火   2008年~2016年

 ・御嶽山噴火   2009年~2017年

と予想している。

同書のなかで富士山噴火時のハザードマップは不正確と指摘しており、
富士山から100km圏でも対策が必要と説いている。

当地は辛うじて外れているが、物流麻痺を考えると間接的にせよ甚大な影響をうけることになりそうだ。
さらに、浅間山が噴火したら直接降灰被害を受けるエリアである。

地震予測に関しては、ジュセリーノの予見より当たらなそうな雰囲気で、
安心したというべきか、ガッカリしたというべきか。

上記予想とは裏腹に、まだまだ気を弛めてはいけないと思う。




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