先日亡くなったSF作家・小松左京原作の「復活の日」
(1980年公開)を初めてDVDで見た。
面白かった。特に前半。生物兵器であるMM-88ウィルスが
拡散し、インフルエンザウィルスと合体して強毒性変異を起こし、
「イタリア風邪」と呼ばれて世界中パンデミックになる。
病院に患者が殺到して診療が追いつかず、医療スタッフも
倒れ、街中死者で溢れて山積みの遺体に自衛隊が火炎放射。
焼却処理をするシーンには戦慄を覚えた。(致死率100%)
これは正に近未来図、新型インフルエンザ・パンデミック
を予感させる様なストーリーに、小松左京の慧眼を実感。
