私は学生時代に化学を勉強したので、16-5節 で述べられている内容は、確かに「significant」です。
炭素と酸素が反応して、二酸化炭素になり、ΔHの熱(エネルギー)を発生します。
式で書くと、
C+O2→CO2+ΔH
となります。
炭素原子と酸素原子2つが二酸化炭素を形成する距離に近づくと、炭素と酸素の電子が量子力学的に低いエネルギー状態で安定になることが、この熱(エネルギー)の源泉です。
炭素原子(炭)と酸素分子が無限に離れている時の電子状態のエネルギーとの差がΔHになるので、反応前は、熱ではなくて、静電ポテンシャルとしてΔHのエネルギーを持っているのです。
+と-の電荷を、無限遠に離して置いたときに比べて、ある程度近づけると、静電エネルギーが運動エネルギーなどに変わりますが、それの複雑なものに相当します。
化学反応で、熱の出入りを伴うものは、全て静電エネルギーの高い状態から低い状態への変化か、その逆です。
ですが、この節で述べられているように、相対論的エネルギーとして考えると、単純に反応前後の質量の変化になってしまいます。
静止したCとO2の合計の質量がm1で、静止したCO2の質量がm2だとすると、
ΔH=(m1-m2)*c^2
となってしまい、化学反応と原子核反応の区別がなくなってしまいます。
E=mc2と書くことで、エネルギーをその形態ごとに分類する必要がなくなり、全ては質量mに含まれてしまうのです。
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