図書館にいきました。
ある絵本を娘と一緒に読みました。
内容は、とても仲の悪いタヌキとキツネのお話でした。
タヌキとキツネはお互いを傷つけ合う毎日です。
キツネはある日、
お月さまに、
タヌキをボコボコのベコベコのペチャンコにして、どこか遠くに飛ばしてくれと泣いてたのみます。
お月さまは言いました。
わかった。お前の願いを叶えよう。
その代わりまずは私の願いを聞いてくれ。
タヌキにたった一ヶ月で良い。
お前の思い付く限りの親切をし続けてくれ。
それができた時、私はお前の願いを叶えよう。
キツネはたった一ヶ月我慢すれば、自分の願いが叶うのならばと、
次の日からタヌキに毎日親切にし始めます。
タヌキに嫌なことを命令されても黙ってニコニコと。
するとどうでしょう。
タヌキはキツネって本当はすごく良いやつなんだなと思うようになり、
今度はタヌキの方からどんどんキツネに親切してくれるようになります。
さらにタヌキは周りのお友達にもキツネの良さを伝えます。
気がつけば今日で30日。
キツネとタヌキは仲良しになっていました。
キツネは「どうしよう」!と慌てました。
泣いてお月さまに頼みました。
自分の頼んだ願いをやめたい。タヌキを遠くに飛ばさないで!
娘はこの本を読んで私に言いました。
「ママ、ママもパパのこと好きじゃないでしょ?これやってみたら?」
「え?ママは別にパパのことボコボコのベコベコのペチャンコにしたいと思ってないよ。でも確かによく喧嘩するよね。これやってみようかな?」
「うん。やってみて」
「じゃあ、あなた達兄弟もこの頃良く喧嘩しているからお兄ちゃんにあなたも親切にしてみたら?」
「うん。やってみる」
人は変わらない。変わるのは自分。
Raku*ikuが学んできたことをこの絵本はとっても分かりやすく娘に伝えてくれていました。
さて今日は記念すべき親切月間1日目。
無理のない範囲で「小さな親切」やっています。
夜の娘との反省会では、
「ママ、ちゃんとできててすごいね。私はなかなか難しくてできなかったよ」
とのこと。
4歳でもそこまで考えられることに驚きです。
小さいからできないなんてことはない。
息子にもパパにも隠す必要はないので、この話は実は伝わっています。
息子からは「親切にしようって気持ちつたわってきたよ。」とのこと。
パパもなんだか嬉しそうにうなずきます。
なんだか娘のおかげでよい年末年始を送れそうです。
長期休みはお子さんと過ごす、絆を深めるチャンスです。
親切月間。もしよかったら試してみて下さいね。
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思春期になってから後悔しない子育て。
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