川柳川柳師匠
(ら)落語コンシェルジュの相山 美奈子です
9月に落語界の長老でもあり、音楽噺で爆笑王の異名をとった
川柳川柳(かわやなぎ・せんりゅう)師匠に
インタビューをしてまいりました
ご本人から許可をいただきインターネットに掲載します
2017年9月25日 池袋演芸場上のカフェ・ド・巴里にて
①軍国少年
―――よろしくお願いいたします。
今回は、師匠の今の生の声をお伺いしたくてインタビューをさせていただきます。
最初から失礼とは存じますが、御著書(「寄席爆笑王 ガーコン一代記」河出文庫)を拝読し、しくじり(失敗)が多かったとありました。
現代人は会社で怒られると、行けなくなったり、更には引きこもる、病院で薬を処方してもらったりと、心に傷を負ってしまう人が多くなりました。そんな人たちにつらい気持ちを切り替え、気にせずに、生きやすくする秘訣、ヒントがあれば教えて頂きたいです。
川柳 育ちが、育った時代が違うからね。
今の奴らは、甘ったれて育ってるから。
我々は、まして家庭事情もあるし、一番大変なのは戦争ですよ。
戦争でもう、あの頃の小学校、国民学校ね、そこで先生にスパルタ教育、ひっぱたきだった。あの頃の先生は軍隊式だから、すぐ「歯をくいしばれ!」、メガネかけてたらメガネ取れで、それでバーン!バーン!そういう中で育ってるし、家庭でも7人兄弟だから、1番上と2番目は働きに東京に出てきて、物心ついた時は、秩父の私の村にもういなかった。上の姉ちゃんは嫁いでいたし。
あと4人いたんだ。俺が一番下でね 姉ちゃんが2人、兄貴が1人で私で、女2人男2人そんな中で育ったから。
親父も頑固者でね。ビシビシやられたし、だから子供心にも多少
のことには動揺しなかったね。そして高等科、高等科ってのは小学校6年までは小学校、そっから高等科。
―――ここで川柳師のアイスクリームが運ばれてきた。バニラアイスを召し上がりながら話す師は不思議な感じだ。無類の酒好きの川柳師のイメージからは程遠い。内心ビールでなくていいのだろうかと思うが、気を遣ってくださったのだろう。―――
これは序の口。インタビューはまだまだ続きます。
次回をお楽しみに
★川柳川柳 書籍 「寄席爆笑王 ガーコン落語一代」(河出文庫)
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(ら)落語コンシェルジュ 相山 美奈子