難治性 潰瘍性大腸炎
八尾ちなみです
便りの無いのは良い便り〜
すいまて〜ん、久しぶりの更新です(笑)
今日は皆様に聞いていただきたくてたまらないことがあります。
私は、生前生理アドバイザー認定指導員です。
今日も、二級認定講座を開講いたしました
受講生の中に、はじめましての方がお一人。
仮にA子さんと呼ばせていただきますね
実はこの方、UCブログの読者さんでした!
なんと嬉しい
息子さんが10代で潰瘍性大腸炎を発症し、あらゆる薬や治療で回復できず大腸全摘。
母である自分を責めて責めて、もっと自分が早く気づいていれば、もっと自分がなんとかしていれば。
そんな日々の中、私のブログに辿り着いたそうです。
あらゆるブログを見ても気持ちが落ちる中、私のブログだけは元気をもらえたと。
だから、ちなみさんのブログだけを読み続けてきたと。
「一目会ってお礼を伝えたくて、今日は受講しに来ました。ちなみさんのブログに支えてもらいました。本当にありがとうございました。」
涙ながらに伝えてくださいました。
こんなことってあるんですね(T_T)
思わず他の受講生さんも涙し、私も一緒に泣きたかったですが冒頭の自己紹介タイムだったので、グッと我慢。
今、こうして言葉にしながら、一人涙しております。
A子さん、私の方がありがとうです
声や言葉を生業にしてきました。
私の一言が、誰かの心に届き、笑顔や涙、安らぎに変わる。
こんなに嬉しいことはありません
私も昔、母から言われたことがあります。
「ごめんね、そんな体に産んでしまって。変われるものなら変わってあげたい。」
きっと、我が子が難病や大病を患ってしまったという母親なら、誰しも思うのではないでしょうか。
でもね、当事者である本人は、全くそんなこと思わないですよ。
病気になったのは親のせい
この苦しみを味合わせたい
なんて思いませんて
私達患者は、痛みを知り、歯痒さや情けなさ、辛さを乗り越えることによって、
精神的に成熟していきます
「罪を憎んで人を憎まず」という言葉がありますが、誰かのせいにしても何も解決しないことは、自分が一番よくわかっています
自分のこの体を、どうしていけばうまく生きられるのか。
自分の体の操縦方法を、毎日毎日考えながら過ごしていきます。
そうしていくと、食生活はもちろん、生活そのものを整えることや、ストレスを溜めないための周りの人とのコミュニケーションの取り方、ペース配分を考慮した仕事や学業のスタイルを模索していくんです。
本当の痛みを知った人間は
強く、優しくなれるのです
もし、このブログを読んでくださっている方の中で、我が子が難病になったのは自分のせいだと思っていらっしゃる方がいたとしたら、お伝えしたいことがあります。
お子さんは、そんなお母さんのこともすべてわかっています。
その上で乗り越える力を、必ず持っています。
信じてあげてください。
ただただ、信じ、見守り、愛を注いでください。
私達患者は、難病によって心が育まれます
これは、人間的に大きく成長できることです。
だから、どうかご自身を責めるのは、今日でおしまいにしてくださいね
久しぶりだから、つい熱く語ってしまいました(笑)
今日はこの辺で