【新刊 下書き 2処理能力オーバー20種類と腱・靱帯の硬化が病気を生む】
私はかつてメガビタミン(分子栄養学)に熱中し、分子栄養学の本の発売や講演会を行っておりました。
ほとんどすべての病気は分子栄養学で治ると、当時の私は信じ切っていました。
しかし、分子栄養学で治らない、逆に体調悪化したという声を徐々に聞くようになりました。
最初は、彼らのやり方が間違っている、努力が足りないと相手に責任をなすりつけていましたが、
あまりに不満の数が多くなり、考え直す必要に迫られました。
分子栄養学でなぜ体調不良になるのでしょうか。約200人の聞き込みでわかったこと。
分子栄養学で必要とされている量が、その人の処理できる量をオーバーしていることが原因です。
分子栄養学は細胞レベルで栄養を考える学問ですが、個人の処理能力の差は考慮に入れません。
すべての人は細胞が必要としている量の栄養を処理できるという前提で理論が成り立っています。
細胞が必要としている栄養量内のプロテインやサプリでも処理能力オーバーが起きて体調不良になります。
それは個人差が大きく、血液検査ではわからない部分です
やがて、食事だけではなく生活全般に処理能力を超えたところで病気になるのがわかりました。
食事以外にも処理能力オーバーがあります。その代表が、怒り、心配、薬害の三つです。
さらに20ほどの処理能力オーバーがあり
それらがほとんどの病気の原因でないかと考えるに至りました。
多くの処理能力オーバーは体(主に腱、靱帯)の硬化をつくり
頭蓋骨縫合部の硬化をツノと呼びます
ご自分の処理能力オーバーを知り
ツノなどの硬化を改善することが
薬や栄養療法で治らない病気を
改善することにつながります
例えば、認知症の人は首が異常に硬いです
乳がんの人は脇の下が異常に硬いです
人は柔らかく生まれて硬くなって死んでいきます




